学部・大学院

スポーツマネジメント学科
学科長メッセージ

『スポーツを学ぶ』ことで、
みなさんの夢や目標を応援します。

スポーツマネジメント学科 学科長
梶 孝之

梶 孝之

現代社会において、スポーツは単に競技や遊びとして『する』だけでなく、『観る』、『支える』といった多様な発展をみせる時代となりました。競技スポーツの選手として活躍するだけでなく、プロスポーツを観戦したり、またテレビやラジオ、動画配信を見たり聞いたりします。栄養に興味を持ち健康な身体を育むことは、もはやスポーツ選手に特化されたことではなくなり、健康増進を目的とした知識や食品には、多くの人々が興味を持っていると言えるでしょう。さらに、集客を意識したスポーツイベントでは音響や映像を駆使した一大イベントが企画運営され、中でもコンピュータゲームでプレイヤー同士が競い合うeスポーツは、世界中で盛り上がりをみせています。このようにスポーツは、人々の健康や幸福追求にとって、欠くことのできない一つの重要な生活文化領域を占めるようになってきています。

このような現代社会の流れに即した学びができるよう、本学では、1)スポーツ×ビジネス、2)スポーツ×エンターテインメント、3)スポーツ×データ分析、4)スポーツ×アスリート、5)スポーツ×健康・ウェルネス、6)スポーツ×教育・指導という6つのテーマを柱とし、競技スポーツ、ウェルネス、教育、地域・公共、芸術、文化、情報、ビジネスといった多岐に亘る分野の学びを通じて、多角的にスポーツにアプローチしていきます。これら多様な学びの中から、まずはみなさんにとって興味のあるスポーツやその形を見つけましょう。そして本学講義として展開される体験型プログラムを通じて、学んできた講義内容が現場でどのように活用できるのかを確認しましょう。このことで、自己の職業適性やキャリアデザインを考え、実社会で求められるスキルを磨くきっかけとなり、将来の仕事に直接的に繋がることとなります。

みなさんのスポーツへの『好き』を深め、『得意』を極めることができる4年間にしましょう。

略歴

◯下関市立大学経済学部国際商学科卒業。筑波大学大学院人間総合科学研究科一貫制博士課程修了。2009年3月、同研究科にて博士号取得(体育科学)。尚美学園大学総合政策学部ライフマネジメント学科スポーツコース専任講師、准教授、尚美学園大学スポーツマネジメント学部准教授を経て、現職。

◯桃山学院高校・下関市立大学・筑波大学大学院にて陸上競技短距離選手として活躍。(株)ベネッセコーポレーションセーリングチームフィジカルコーチを経て、2009年4月より、尚美学園大学陸上競技部監督を務める。

◯尚美学園大学ベストティーチャー賞受賞。(2018年、2020年)

◯著書に『スポーツの百科事典』(共著、丸善株式会社、2006年)、『体育・スポーツの近現代―歴史からの問いかけ―』(共著、不昧堂出版、2011年)、『体育・スポーツ史の世界―大地と人と歴史との対話―』(共著、渓水社、2012年)、『体育・スポーツ史にみる戦前と戦後』(共著、道和書院、2013年)、『郷土史大系 観光・娯楽・スポーツ』(共著、朝倉書院、2021年)ほか。

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