学部・大学院

音楽表現学科 学科長メッセージ

クラシック?ポップス?入口は違っても音楽の心はひとつ・・・

音楽表現学科 学科長後藤 文夫

後藤 文夫

尚美学園大学の音楽表現学科は、クラシックとポップスの2つのコースの入口を設け、お互いに理論と実践における交流を深めながら、才能豊かで多彩な音楽活動を展開できるミュージシャン育成に力を注いでいます。そして2コースの共通点は、マンツーマンによる実技レッスンが根幹であり、その専門性を支援する基礎演習・総合演習などの科目によって基礎から応用まで枝葉を付けていく点と言えましょう。

クラシックコースの実技は、ピアノ、吹奏楽で活躍する器楽を中心に、それぞれ自分が得意な実技を専攻しながら、ソロや室内楽、オーケストラ等での演奏応用能力を養います。

ポップスコースの実技は、主にギター、ドラム、ヴォーカル、キーボード、作曲、等の実技を専攻しつつ、ポップス分野の多岐に亘る様々な音楽ジャンルを学びながら、「ポップスアンサンブル」等の授業で実践的なスキルを身に付け、最終的にはオリジナル楽曲創作・録音制作までを目標に力を養います。

音楽表現学科の卒業生は、オーケストラや自衛隊音楽隊員として演奏活動を継続する者、ライブハウスで活躍するミュージシャン等、様々な分野で仕事をしております。特に、音楽の教職免許を取るための教職課程にも力を注いでおり、多くの卒業生は学校の先生として頑張っています。

音楽表現学科の学びの特徴は、必修科目よりも選択科目の数を増やし、自分の将来に必要な科目を自由に選択履修できることにあります。音楽におけるオールマイティな知識と実力を備えて、好きな世界で活躍してみませんか?

略歴

東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程音楽研究科修了。学部在学中に安宅賞を受賞する。ユーフォニアム奏者として過去9回のリサイタルを開催。東京アカデミックWO、東京佼成WO等、吹奏楽の分野で多数の演奏会、レコーディングに参加。また、東京都交響楽団、NHK交響楽団等、管弦楽のテナーテューバ・バストランペット奏者としても多数の出演を果たす。元、日本ユーフォニアム・テューバ協会理事長。現在、尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科および大学院教授、尚美ウインド・フィルハーモニー常任指揮者。

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