
就職・資格
教育実習について

教育実習は、大学で学んだ理論・実技を学校教育の現場において、実際に経験することにより、教員となるための実技上、研究上の基礎的な能力と態度を養うことを目的としているもので、教員免許状を取得するためには必ず実施しなければならない必修科目です。教員免許状を取得するための教育実習は、5単位(高等学校のみを取得する場合は3単位)ですが、そのうち1単位を教育実習事前(事後)講義で、あとの4単位(高等学校のみを取得する場合は2単位)は実習先の中学校・高等学校において、教科指導(教材研究、学習指導案作成、授業等)、生活指導・特別活動(学級・生徒会・クラブ活動等)を中心に、学校行事、学級管理・運営など、学校現場での実習となります。
教育実習の時期と実習校
教育実習は、原則として4年次に行います。
実習校は、受入れしていただける中高等学校を3年次の春学期までに、各自で依頼していただきます。
教育実習履修資格
教育実習を履修するにあたっては、次の要件が求められます。
- 教職に就く意志があり教員として就職可能な者
- 教員採用試験を受験すること
- 教育職員として、適格と認められる者
このように、教育実習の実施には「教員志望」の強い意志が必要となりますので、この点も含めて教職課程の履修は真剣に考えてください。
教育実習の許可条件
本学では、教育実習を許可する上で3年次終了時までに下記の条件を定めていますので、1年次から計画的に履修をしてください。
- 「教職に関する科目」のうち3年次までの開講科目を修得していること
- 学科毎に定められた次の科目を修得しておくこと
- 音楽表現学科:「教職ピアノ(副科ピアノ)Ⅰ~Ⅳ
- 総合政策学科:「教科に関する科目」の必修科目
- 「介護等体験」を終了していること
※中学校の免許状を取得希望者のみ - その他、指定された科目の単位取得等の条件があります。