学部・大学院

総合政策学部 学部長メッセージ

総合政策の幅広い学びを通じて、社会で柔軟に活躍できる人になろう。

総合政策学部 学部長金原 由紀子

金原 由紀子

現代の社会は複雑化し、急激に変化しつつあります。こうした中、社会問題をこれまでと同じ方法で解決に導くことは難しくなり、多角的な視点や新しい思考が必要とされています。「総合政策」は、政治、法律、経済などの学問の垣根を越えて、社会問題を多角的に理解して解決するための学問です。さまざまな学問領域を広く横断的に学ぶことで、複雑な社会問題に新しい解決策を示すことができます。

総合政策学部では幅広い学びを通じて、ものごとを多角的にとらえる力、状況を分析する力、解決策を見つける思考力を養います。同時に、演習系の授業を通じてビジネスパーソンの基礎を身につけ、自分の考えを説得力をもって伝えるコミュニケーション力を磨きます。こうしたスキルは、公務員を目指す方はもちろん、ビジネスの現場で活躍したい方には必須のものです。

大学での学びは一生ものです。社会に出て働き始めた後に、新しい業界や職種にチャレンジしたい、独立して起業したい、海外で働いてみたいと思った時にも、大学で身につけたスキルは必ず生きてきます。

みなさんが総合政策学部の実践的な学びを通して視野を広げ、社会で柔軟に活躍されることを期待しています。

略歴

お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業。お茶の水女子大学大学院修士課程人文科学研究科修了。お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科単位取得退学。1996~98年フィレンツェ大学文哲学部留学。2001年博士(人文科学)。尚美学園大学総合政策学部准教授を経て現職。地中海学会、西洋中世学会常任委員。

著書に『プラートの美術と聖帯崇拝』(中央公論美術出版、2005年、第11回地中海学会ヘレンド賞受賞)、『プラート美術の至宝』(展覧会カタログ、2005年)、『美術コレクションを読む』(共著、慶応義塾大学出版会、2012年)、『トスカーナと近代絵画』(共著、展覧会カタログ、2013年)、『移ろう形象と越境する芸術』(共著、八坂書房、2019年)、『キリスト教文化事典』(共著、丸善出版株式会社、2022年)ほか。

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