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学長表彰を行いました
2024年7月18日、学生表彰規程に該当する功績に対し、学長表彰を授与いたしました。
表彰内容は、埼玉県内介護福祉業界が立ち上げた「福祉の魅力向上委員会」より、介護業界で働く人材を獲得するためのアニメCM制作の依頼に対し、情報表現学科・坂本ゼミに所属する以下7名が、監督兼シナリオを務めた藤橋先生と、1年間で4作品(春編、夏編、秋編、冬編)/各30秒のアニメーション映像を制作したことによるものです。
なお、この作品は同委員会の公式InstagramおよびYouTubeチャンネルにて公開されています。→https://www.youtube.com/@hukushinomiyroku
〇学長表彰対象学生
情報表現学科4年
・荒井 愛満(まなみ) さん
・小宮 涼輔 さん
・鈴木 優果 さん
・山城 洸太 さん
・中嶋 成美 さん
・森 冬篤(ふゆずみ) さん
・ショウ エイショウ さん
※中嶋 成美さんは、尚美祭実行委員長として尚美祭をまとめ上げた功績に続き、2度目の学長表彰となります。
式を始める前の永山学長と和やかな雰囲気で行われた歓談では、一同アニメーションやイラストの技術を高めるために尚美学園大学に入学したこと、その結果クオリティの高い制作現場に携わることができただけでなく、情報系など幅広い学習をする事ができた、と今後も益々活躍する事を想像させる内容でした。
式が始まり、永山学長より、「完成度が高くて驚きました。絵も綺麗で、特殊効果もうまく取り入れており素晴らしい作品を作ってくださって嬉しいです。もっと嬉しかったのは作品のテーマが介護という事。これから日本の高齢化社会が進んでいくと、介護業界というものは必要不可欠な社会機能だと思いますが、残念な事に介護業界のイメージはきつい・長く続けられない等のマイナスなイメージが強いです。そのイメージを払拭するのは非常に難しいと思いますが、アニメというソフトな形で訴えかけていくということは非常に効果があると思います。また、大学の使命というのは教育・研究・社会貢献の3つあります。皆さんは大学を代表して社会貢献してくださったと思っています。改めてお礼申し上げます。」とお祝いの言葉が述べられました。
続いて、坂本先生より「この一年間、すごく苦労をして作成にあたったので賞をいただきみんな励みになっていると思います。この企画をやってよかったと実感するのは、普通の課題とは違ってスキルアップにつながるだけではなく、誰かのために制作に取り組めたことだと思います。この依頼をした方々がどういったメッセージを多くの人に伝えたいか、そこに対して自分たちの力はどういった形で協力できるのか、という事を考えるのはこれから社会に出ていくうえで一番大事な事です。それを実体験させてあげられる機会を作って下さった、藤橋先生にとても感謝しています。作成の現場では結構厳しいやり直しがあり、一度直しがあった後も、もう一回直そうという場面が何回もありました。そんな時でも本当に嫌な顔をせず、最後までやり抜くというタフなメンバーだったと感じています。」とお言葉をいただきました。
その後、永山学長より、7名の該当者に対し、表彰状の授与が行われました。
最後に、永山学長より「みなさん卒業まで残り半年あります。就職活動で忙しいと思いますが、この短い期間でも輝かしい成績を残し、また表彰式などのお祝いの席でお会いできることを楽しみにしています。本当におめでとうございます。」と今後も活躍を期待する旨をお伝えし、無事式を終えることができました。