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学長表彰を行いました

2024年10月7日、学生表彰規程に該当する功績に対し、学長表彰を授与いたしました。
表彰内容は、「第10回 アニメータードラフト会議」(複数のCGプロダクションが作品を審査し、採用したいと思う学生に指名を入れるコンテスト)にて、10社からの指名を受け全国11位となったことによるものです。

この作品は、「あにつく公式チャンネル」のYouTubeで紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=yJMNH6VaRr8(当該学生の作品は8:36~)

今回、学長表彰の対象となった学生は、芸術情報学部情報表現学科4年生で寺井ゼミに所属する岡野 蒼太さんです。岡野さんは、寺井先生のご指導の下、GUN ACTIONを題材にした3DCGアニメーション作品を制作しました。

式が始まり、永山学長より、「ご本人の才能と努力があったことを大前提として、寺井先生をはじめ関係した先生方のご指導と相まって花開いた結果だと思います。大変嬉しく思います。この分野は、日本がこれから世界の先頭に立って走れる数少ない分野の一つです。これから本学での学びを糧にして、活躍なさることを心から期待しています。」とお祝いの言葉が述べられました。

続いて、寺井先生より、「3DCG分野の中でもキャラクターアニメーションに特化した授業内容を検討する際、学生の学習意欲をどの程度高められるのか疑問を抱いていましたが、岡野さんは自分でどんどん調べて学習して作品を作ってくれました。私が想定していたものよりずっと良い成果を残してくれたので、今後も授業展開ができそうだという確かな自信に繋がりました。彼に続く学生を輩出していきたいです。」とお言葉をいただきました。

その後の歓談では、岡野さんから大学入学前にはパソコンをほとんど触った事がなかったことや、ディズニーピクサーのCG担当者からレクチャーを受けていたとのお話があり、参加者一同から驚きの声があがりました。また、幼いころからゲームやアニメに影響を受けて育ち、機材の修理などの細かい作業を好んでいたとの話もありました。進路を考える上で幅広い分野を学ぶことができるという環境から尚美学園大学を進路に選び、形状表現や3DCGの学びを経てアニメーション制作にのめり込んでいったそうです。今後もCGアニメーターとしてアニメーションを深く学んでいきたいという、希望に満ちたお話しで大いに盛り上がりました。

最後に永山学長より、「アニメーターは今後を期待されている職業という反面、業務環境等、非常に大変な職種だと思います。まずは修行と思い頑張っていただきたいです。いつの日か、作品のエンドロールに載った岡野さんのお名前を、探すことを楽しみにしています。」と岡野さんへ改めてお祝いの言葉があり、無事に式を終えることができました。



 

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