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本学教員2名のコラボレーション作品が「豊岡演劇祭2022」で上演されました

2022年9月22日〜23日にかけて、「豊岡演劇祭2022」にて芸術情報学部 舞台表現学科ダンスコースの三輪亜希子先生新作「三人姉妹」が上演されました。本作の出演ダンサーは三輪先生に加えて2名のダンサーが参加。1名は、同学科1期生(2018年卒業)の溝上瑞季さん、もう1名は、同学科4年生の斉藤健人(アーティスト名:KENVOSE)さんです。作品の音楽は、芸術情報学部 音楽表現学科の小島有利子先生が全編(30分作品)を手掛けました。
本作は、チェーホフの戯曲「三人姉妹」をモチーフに、現代にも通ずるジェンダー観やアイデンティティに関する議論を抽出して三輪先生がダンス作品として台本化しています。
そこへ、小島先生の楽曲「Jardin en Tranquillité II」をメイン楽曲としながら、三人姉妹の心理や生活へのイマジネーションを浮かび上がらせる形で作品の素材となる環境音を新しく作曲し、オリジナルの「三人姉妹」の楽曲として蘇らせていくという手法を取っています。
「学科間の垣根を外し、お互いの学びを知り、共同制作する」といった本学ならではの機会となりました。

  

【作品映像(PV)】
https://youtu.be/pJ2yU_xmSzc

【作品クレジット】
三輪亜希子「三人姉妹」
日時:9/22(木)20:00 ー9/23(金)17:00
会場:芸術文化観光専門職大学
演出・振付・照明デザイン:三輪亜希子 
出演者: KENVOSE、溝上瑞季 、三輪亜希子
音楽:小島有利子
衣装:よこしまちよこ
映像:岸本智也 
美術協力:月灯りの移動劇場

【豊岡演劇祭2022】
https://toyooka-theaterfestival.jp 

◆三輪亜希子(ダンサー・博士(体育スポーツ学))
お茶の水女子大学卒業・筑波大学大学院修了。ダンス、スポーツ、ピアノ、油絵など多彩な経験知があり、舞台芸術からエンタメまで幅広く活動。研究テーマは『ダンスの知覚・クリエイティビティ』。ファミリーコンサート振付・出演(指揮:宮川彬良、原田慶太楼)、ソロ作品『IN』(2018年韓国SCF、2019年北京YDM)ファイナリスト。尚美学園大学 芸術情報学部 舞台表現学科専任講師。http://www.miwaakiko.jp

◆小島有利子
1962年 徳島県生まれ。大阪音楽大学ピアノ科卒業して5年間、東京で音楽活動をした後、1990年に渡米。1991年1月ボストン音楽院作曲科に編入。首席賞、最優秀賞、ロジャー・セショーンズ作曲賞を受賞し1993年5月に卒業、全米音楽家協会に推薦登録される。その後、コロンビア大学ALPを経てコロンビア大学大学院に進学し、1996年5月修士課程修了および2000年5月博士課程全修了。音楽芸術博士(D.M.A.)。在学中、ラパポート作曲賞を受賞する他、アンドリュー・メロン・フェローシップ等を獲得し、TAとしてコロンビア大学の講師を務めた。尚美学園大学 芸術情報学部 音楽表現学科教授。 https://www.yurikohasekojima.com

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