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本学学生が「第32回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」で「特別賞(感性にあふれたすぐれた動きのテクニック)」を受賞しました

8月7日~9日、兵庫県神戸市にて開催された「第32回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」において、芸術情報学部 舞台表現学科 有志学生が「作品名:ジェンダー〜映しだす心と姿〜」で「特別賞(感性にあふれたすぐれた動きのテクニック)」を受賞しました。

この大会は、全国各地の高校・大学のダンス部または有志グループ等がそれぞれの思いやテーマをダンスを通して全身で表現する大会です。創作ダンスの全国大会としては、唯一の大会であり参加者数・観客数ともに年々増加し、別名「ダンス甲子園」と呼ばれています。

第32回の今回は、出演者数が4000人を超え、創作コンクール部門の参加校は、高校の部で90校、大学の部は30校ありました。高校・大学のみならずダンス界が注目しているダンスフェスティバルといえる大会です。

 この激戦の大会で、本学は昨年の受賞に続き、「特別賞(感性にあふれたすぐれた動きのテクニック)」を受賞し、2年連続の受賞校となる快挙を果たしました。

 本学からの大会参加者は、舞台表現学科 ミュージカルコース4名、演劇コース5名、ダンスコース 15名、制作担当の2名、計26名で挑みました。

 昨年の受賞校というプレッシャーのかかる中、新しい有志メンバーが集い、創作活動が未経験の多い中で度々苦悩を抱えながら粘り強く取り組みました。

学生たちは、各コースの特徴や視点を作品創作へ反映させ、学年を超えて意見交換をしながら、互いの資質や技術力、表現力を高めあうコミュニケーションを積極的に取り合いました。

 

・代表学生 舞台表現学科 ダンスコース3年生 徳田美佳

第32回全日本高校大学ダンスフェスティバル(神戸)を終え、特別賞(感性にあふれたすぐれた動きのテクニック)という素晴らしい賞を頂けたことをとても嬉しく思います。大会を通して多くのことを学びました。今回、この大会に有志として集まってくれたダンサーは一人一人の存在感が強かった為、個々を引き立たせた作品を作りたいと思い、身体の動きや構成を常に模索していました。最初から最後まで作品の世界観を残しつつも身体性の高さ、表現力の強さを引き立たせ、とても素敵な作品になりました。このような素晴らしい賞を頂けたのは、先生方をはじめ支えてくださったたくさんの方々のおかげです。本当にありがとうございました。

 

・清水典人先生のコメント

今回参加した学生達は、2年連続受賞を意識していたのだろうか?私と学生の間では、その話は、あまり話題になりませんでした。それ以上に、自分たちが表現していることが、観客の届くのか?舞台に映しだされいるのか?自分達の特徴である技術や見応えとしての空間の高さの演出は十分にアピールできているのか?などの作品づくりへの多くの視点を見出し作品の充実に専念していました。邪念のない純粋に粘り強く取り組む学生達の姿を心からの敬意を感じています。しかしながら、初参加の学生も多く本番に向けて様々な経験が必要でした。そのために本番同様の練習内容として、2000年記念館では広い空間での経験、パストラルホールでの照明効果を肌で感じる経験、そして練習室などでは十分な練習時間の確保など、大学施設利用の充実にご協力いただいた大学関係者の皆様、そして保護者の皆様にこの場をお借りして心より感謝申し上げます

 

・三輪亜希子先生のコメント

歴史の深い全国大会にて、連続受賞を果たせたことにとても感動しています。学生たちは毎日挫けず進み続けました。受賞という結果は嬉しいことですが、それ以上に、この半年間で一人一人の成長が見えたことや学年を超えてチームとして成立していく姿を目の当たりにできたことは教員冥利に尽きます。今年の評価に当たる「感性にあふれたすぐれた動きのテクニック」は、これから卒業後も舞台芸術を愛し、飽くなき探究心で舞台を彩るパフォーマーになりたいという学生たちへのエールだと受け止めようと伝えました。この素晴らしい通過点を噛み締めながら、観客に伝わる表現力を追い求め続けて欲しいと願います。今年も、ホール稽古で本番さながらの演出作りをサポートしてくださった教職員の皆様や、遅い時間までの練習時にいつも声をかけてくださった管理の皆様、いつも見守ってくださる保護者の皆様、そして大学関係の皆様の支えがあっての結果です。本当にありがとうございました。

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<テレビ放映情報>

8月31日土曜日 
15:00〜16:00
NHK Eテレ

 

全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)WEBサイト

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