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本学学生が「第31回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」で日本女子体育連盟会長賞を受賞しました

8月7日~10日、兵庫県神戸市にて開催された「第31回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」において、本学の学生有志の団体(舞台表現学科、ライフマネジメント学科)が「作品名: 蟠(わだかま)ルハダ ‐谷崎潤一郎「刺青」より‐」で「日本女子体育連盟会長賞」を受賞しました。

この大会は、全国各地の高校・大学のダンス部または有志グループ等がそれぞれの思いやテーマをダンスを通して全身で表現する大会です。創作ダンスの全国大会としては、唯一の大会であり参加者数・観客数ともに年々増加し、別名「ダンス甲子園」と呼ばれています。

第31回の今回は、出演者数が4000人を超え、創作コンクール部門の参加校は、高校の部で88校、大学の部は33校ありました。高校・大学のみならずダンス界が注目しているダンスフェスティバルといえる大会です。
この激戦の大会で本学は、「日本女子体育連盟会長賞(生き生きとした生命力あふれる表現)」を受賞しました。

本学からは、舞台表現学科のミュージカルコース3名、演劇コース3名、ダンスコース10名、ライフマネジメント学科1名、制作担当の舞台表現学科ミュージカルコース2名の計20名で挑みました。
昨年12月、ダンスコース4年生の声掛けの下、大会出場のためのオリジナルチームが立ち上がり、各コースの授業成果発表が続く中、平日早朝と土日のみの稽古を続け、練習量の少ない中粘り強く創作に取り組みました。
学生たちは、各コースの特徴や視点を作品創作へ反映させ、学年を超えて意見交換をしながら、互いの資質や技術力、表現力を高めあうコミュニケーションを積極的に取り合いました。

 

・代表学生の舞台表現学科ダンスコース4年生 溝上瑞季さんのコメント
「第31回全日本高校大学ダンスフェスティバル(神戸)を終え、日本女子体育連盟会長賞という素晴らしい賞を頂けたことをとても嬉しく思います。4学年揃っての挑戦は初めてで、この大会を通して沢山のことを学びました。2月から始まり、作品を創作していく中で、テーマについて掘り下げ、テーマに沿った動きや構成を考えることはとても時間がかかり苦労しました。創作ダンスには正解がなく、作品の理解を深めることがとても大切なことでした。今回このような素晴らしい賞を頂けたのは、先生方をはじめ支えてくださったたくさんの方々のおかげです。本当にありがとうございました。」

 

・清水典人先生のコメント
「私の夢は、「学生達が1回でも多く神戸の舞台に立つこと」でした。なぜなら予選よりも決選、決選よりも受賞後の特別プログラムで踊る学生は、飛躍的に成長できるからです。
作品テーマも、谷崎潤一郎の「刺青」を題材にすることに驚きましたが、「なぜ、この題材に魅力を感じたのか?」を読み込み感じた「何か」を自分達の舞踊にも込められるのではないかと、身体から舞踊作品を創り出し表現を追求しました。6月頃には、身体が強くなり繊細になりその変化に気が付き、自分の成長を喜び進化する身体を持っていることを明確に自覚し、身体との対話が豊かになっていきました。ここに舞踊の原点を見ると同時に人の豊かさを改めて学生を通して感じました。
いつも応援してくださる保護者の皆様、大学関係の皆様、ありがとうございました。」

 

・三輪亜希子先生のコメント
「今回の作品は、学生が『感性』、『肉体と美しさ』、『生き様』をキーワードに主題を見つけたと受け止めています。これまでの指導よりも良い意味で突き離しながら、学生の本心から答えが出てくるまで粘り強く付き合うことをしてきました。コンペティションとは言え、沢山の方に愛される作品にして欲しいという思いがありましたので、独りよがりならぬチームよがりにならないよう、答えは何通りもあることを出来るだけ多く並べながら、それでも貫き通したい美意識はここだ!という想いが見つかるまでお互いに闘いました。根気よく創作と対話した学生に感動すると共に、尚美学園大学舞台表現学科の良いスタートが切れた年だと実感しています。支えてくださった保護者の皆様、大学に改めて感謝申し上げます。」

 

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<テレビ放映情報>

8月25日(土) 14:00〜15:00
NHK ・Eテレ

全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)WEBサイト

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