イベント情報

  • TOP
  • イベント情報

音楽応用学科特別講座 「イマーシブオーディオによる芸術表現と技術の現在」 ~立体音響最先端の技術と結びついた音楽メディア表現~ 開催報告

音楽応用学科では、2024年度特別講座として、元・東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科教授(現・同大学名誉教授)で、現代音楽、放送音楽、メディア芸術音楽など多岐にわたる創作活動を展開する作曲家の西岡龍彦氏と、3Dオーディオによる音楽録音エンジニアで、 22.2マルチチャンネル音響システム等の空間音響システムの研究開発者でもある、ARTSRIDGE LLC (合同会社アーツリッジ)代表の濱﨑公男氏をお招きし、イマーシブオーディオの最新動向についての講演と実演、学生作品へのアドバイスなどのワークショップを行いました。
前半の特別講演「イマーシブオーディオによる芸術表現と技術の現在」では、22.2ch立体音響収録のために作曲されたオーケストラ作品のみなとみらいホールでの収録を中心に、作曲を担当した西岡氏と録音とエンジニアリングを担当した濱﨑氏による講演と対談が行われました。
後半の「イマーシブオーディオによる芸術表現」では、第二映像スタジオのマルチスピーカーシステムを使用し、実際に収録、ミキシングされた22.2chによるオーケストラ作品が上演され、さらに、最新のイマーシブオーディオコンテンツの上演が行われました。
終盤のワークショップでは、7.1.4chによる大学院生の作品と15.1chによる卒業作品が上演され、講評が行われました。
質疑応答では、受講生から活発な質問や感想が述べられ、両氏からのコメントに熱心に耳を傾けていました。

■日時
2025年1月29日(水) 

■会場
尚美学園大学 N310教室/N320教室(第二映像スタジオ)

■出演
西岡龍彦(作曲家・東京藝術大学名誉教授) 
濱﨑公男(音響サイエンティスト・合同会社 ARTSRIDGE 代表)

■主催
芸術情報学部音楽応用学科  

■実施担当
漢那拓也、宮木朝子(芸術情報学部音楽応用学科音楽メディアコース)


尚美学園大学twitter 尚美学園大学YouYube