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12月8日(日)大林宣彦と語る高校生映像フェスティバル 受賞作品発表

12月8日(日)に川口市立 映像・情報メディアセンター メディアセブンにて開催いたしました
「大林宣彦と語る 高校生映像フェスティバル2013」は、
約70名の方々にご来場いただき盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただきました高校生のみなさん、顧問の先生方、ならびに一般参加のみなさま、ありがとうございました。
応募総数35作品のうち今年の受賞作品は以下のとおりに決まりました。

●大林宣彦賞
『TRB-01』
錦城高校 映画研究部(阿部寛乃)
ベッドの上で毎日を送る少女と、彼女を支えるアンドロイドの物語。
技術的には荒削りで、不完全な部分もありながらも、作品と真摯に向かい合い続けた作者の姿が
その細部からにじみ出てくるように、観る者を惹きつける秀作でした。

●尚美賞
『オランジェット』
青森県立青森工業高校 放送部(大島美樹)
“オランジェット”を作って好きな男の子に渡そうとする女の子のショートドラマ。
レベルの高い画作りと構成力で、ストレートで爽やかな印象を綺麗に切り取った作品でした。

『あらたなる出発~大宮中央の魅力~』
埼玉県立大宮中央高校 放送番組制作同好会(大川敦也)
母校のPR映像。一人の生徒にフォーカスし、その魅力的な内面を徐々に理解してゆく取材手法によって、
学校全体のイメージを上手に描出しています。

『学校のカイダン』
埼玉県立深谷第一高校 放送部(砂山真利奈)
階段を偏愛する主人公と、そのあこがれの女の子、恋のキューピット役としておせっかいを焼く“神様”。
これら三者が織りなすちょっとヘンテコなラブストーリー。
抜群のアイデアと構成力、オリジナリティが溢れる素敵な作品でした。

●審査員賞
『BGの法則~Boys&Girls~』
愛媛県立今治西高校 放送部(長谷部萌香)
女子と男子の心と体が入れ替わったら?「転校生」でお馴染みのこの設定をベースにしながらも、
今の高校生が持つ等身大の問題意識をメッセージとして描いています。
背伸びしない高校生らしさに好感を得ました。

『Waseda Wars』
早稲田高校 ストップモーション撮影所(中村朝陽)
黒板、将棋、折り紙とさまざまな素材が縦横無尽に動きまわる、ストップモーション・アニメーションの力作。
アニメーション独自の、動きを作り出す楽しさ、そして制作する高校生の自由なエネルギーを感じさせてくれました

『ARTLiVE13 uI.』
神奈川県立弥栄高校 ARTLiVE
エネルギー問題などをテーマに、演劇、映像投影、ファッションショー等で構成されたマルチメディアなライブ作品を編集した映像作品。
高度な技術的な試みと、それを統合する演出力、現代に則したテーマ設定などを評価しました。

●審査員特別賞
『いない』
埼玉県立芸術総合高校 甲田悠馬
ビデオカメラを撮影する男の子と、笑顔を振りまく女の子。
公園を二人で歩く日常風景に、「彼女の不在」というもう一つの現実を重ねる、実験的な作品。
現実に潜む残酷さを、高度な映像表現としてシンプルな構成、
演出で「作品」化する高い力量に対し、特別賞としました。

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