総合政策学部 Department of Policy Management 総合政策学科

芸術情報学科

幅広く社会を捉える2つのコースで
進路や興味に合わせた学習が可能
2026年4月リニューアル

Course2つのコース

Point特長

目指す進路に合わせて選べる
2コース

学問分野ではなく、卒業後に目指す進路に合わせて、公務員など社会を支える人材を目指す「公共・社会貢献」、民間企業・起業家など社会を動かす人材を目指す「現代ビジネス」の 2コースを設置し、社会で役立つ知識とスキルを身につけます。

学生の興味に合ったコースを
2年次になった時点で選択

1年次にはコースを意識することなく、様々な知識や技術を幅広く身につけます。そして、2年次へと進級する際に、2つのコースから学生の興味に応じて選択していきます。また、選択したコースはセメスターごとに変更することも可能です。

問題を総合的に捉える力を
マルチフィールドの学びで修得

各コースは「法律・政治」「経済・経営」「心理・メディア・コミュニケーション」「地域社会・歴史」「アート・スポーツ」の 5つのフィールドから自由に選択して学べます。複数の分野を横断的に学ぶことで問題を総合的に捉える力を養います。

Lecture解説 現代社会の課題を解決するための能力と実践力を修得する
「2コース・マルチフィールド」

複雑化した現代社会が抱える様々な課題を、社会科学を中心とした幅広い分野から総合的に検討し、問題解決に導くのが「総合政策」です。学びの分野は、政治、経済、法律、情報、文化から、人間心理、福祉、ホスピタリティまで多岐にわたります。コース特性に合わせた体験的な学びを行い、コミュニケーション能力を高め、多様なデータの読取力や発信力を身につけることで、問題解決能力と実践力が修得できます。コースの選択は2年次進級時に行いますが、セメスターごとにコースの変更が可能な柔軟な学び方を実現しました。

  • 公共・社会
    貢献
    コース

    (公務員・社会福祉・地域貢献)

    「法律・政治フィールド」を中心に学びながら、「心理・メディア・コミュニケーションフィールド」からも社会にたいする理解を深め、公務員として活躍するための能力を養う学修ができます。

  • 現代ビジネス
    コース

    (経済・経営・コミュニケーション)

    「経済・経営フィールド」を中心に学びながら、「心理・メディア・コミュニケーションフィールド」の学びを通じて、ビジネスパーソンとして実社会で求められるスキルが高められます。

マルチフィールド

総合政策の学びで育まれる
社会で求められる知識とスキル

総合政策学科では、卒業後の進路に対応した社会科学を中心とする幅広い科目分野を用意しています。どのような職業・業界に進んでも通用する知識とスキルを身につけることを重視し、社会に向けるまなざしの視野を広げ、より良い方向へと問題を解決していく力を育みます。

法律・政治フィールド

法律・政治フィールド
人々の生活や公共政策に深くかかわる、法律・政治フィールドのカリキュラムでは、憲法や民法の基本的な知識を学び、国際社会について思考をめぐらすことや、社会保障や地域福祉が私たちの生活にどのようにかかわっているのかなどを学ぶ科目が用意されています。

経済・経営フィールド

経済・経営フィールド
流通や金融などの様々な経済活動や企業経営などの基礎となる、経済・経営フィールドのカリキュラムには、マーケティングや財務の基本概念から、企業マネジメントやビジネスプランニングなどの実践的な学びまで、経営者に必要な知識とスキルを養うことができる科目があります。

心理・メディア・コミュニケーションフィールド

心理・メディア・コミュニケーションフィールド
社会の枠組みや心理とコミュニケーションを学ぶ、心理・メディア・コミュニケーションフィールドのカリキュラムでは、メディアや広告など社会に広がるメディア環境への考察から、ファッションやブランド、さらにはアニメやコンテンツビジネスといったサブカルチャーに関する分野まで、様々な科目を学べます。

地域社会・歴史フィールド

地域社会・歴史フィールド
地域社会・歴史フィールドのカリキュラムでは、地理や歴史、思想のほか地域に関する科目を学ぶことで、私たちが暮らすこの社会がどのようにしてでき上がってきたのか、これからどのように変わっていくのかを理解し、複雑な現代社会の成り立ちと仕組みをより深く考えることができるようになります。

アート・スポーツフィールド

アート・スポーツフィールド
アート・スポーツフィールドでは、人類が生み出してきた財産ともいえる音楽や美術などのアートやスポーツについて学びます。人間社会を豊かにしてきたアート・スポーツに加え、それにかかわる心理学も合わせて学ぶことで、私たちの生活が様々な要素から成り立っていることを理解できます。

社会との繋がりをより高める
クロスオーバーな学び

総合政策学科の学びは社会と深くかかわります。その学修で得られた能力を展開できる学びの仕組みが尚美学園大学にはあります。社会科学だけでなく芸術やスポーツ分野も含めて、多角的・複合的に学ぶことで、身につけた視点と思考をさらに深め、社会との繋がりをより高めることができます。尚美学園大学ならではの、クロスオーバーな学びの例をこちらのページで紹介しています。ぜひ確かめてください。

Feature特長 総合政策学科の特長的な学び

早期キャリア形成を目指した
カリキュラム

総合政策の学びは実社会へ密接なかかわりを持ちます。そのため学生にたいしても、早い段階から卒業後のキャリアを意識させるカリキュラムがあります。

  • 早期キャリア形成を目指したカリキュラム
    早い段階からキャリア形成に取り組むと、自分の将来を具体的に意識することができ、万全の対策を取れるようになります。総合政策学科では、「先進的キャリア形成科目群」を設置して、1年次からキャリア関連の科目を学修することができるようにしています。2年次からは公務員試験対策や業界研究科目、ホスピタリティやパーソナルブランディングなどの対人スキルを磨く演習科目、またファッションやビューティー、サブカルチャーといった多様な進路に対応した演習科目を設けて、より実践的なキャリア形成を早期から行うことができるようにしています。

幅広い領域を持つ
マルチフィールドの学び

総合政策は現代社会を幅広い視点で捉え学びます。その領域は広く、アートやスポーツ、地理や歴史、ファッションやサブカルチャーなども取り入れた、多彩なカリキュラムが用意されています。

  • 幅広い領域を持つマルチフィールドの学び
    複雑な現代社会を理解するために、法律や政治、経済や経営、コミュニケーションなどを中心に学びますが、それだけでは社会全体を深く理解することには繋がりません。地理や歴史、アートやスポーツなど社会を豊かにしてきた幅広い教養を身につけることも重要です。それらの知識は豊かな人間形成に役立ち、将来の進 路の選択肢を増やすうえで大きな助けとなるでしょう。総合政策学科では「西洋音楽史」や「スポーツ心理学」、「ファッション&ブランド論」や「アニメ文化論」といった科目を通じて、多様な角度から社会を理解することができます。

学生をサポートするきめ細かな学び

徹底した小人数教育だからこそ可能となるアクティブラーニングや、1年次から4 年次まで切れ目のない専任教員によるゼミなど、きめ細かな学びで学生をサポートします。

  • 学生をサポートするきめ細かな学び
    総合政策学科は、設立当初から少人数教育を重視してきました。その伝統は現在も変わりません。そして、少人数教育を行い得る環境を十分に活かし、近年注目されているアクティブラーニングを積極的に取り入れて、学生が自ら考えて解決策を導き出せるような教育を行っていきます。それをサポートするのが、多様な専門分野を持つ専任教員です。法律、政治、経済、経営、心理、メディア、社会学、歴史、語学などを専門とする教員が、ゼミを通じて学生の学びを親身にサポートしていきます。これにより、学生は社会に通用する思考力と実践力を身につけることができます。

地域連携の構築を基盤とする
プロジェクト型学習

総合政策学科には、大学と地域との連携構築を目指した学びがあります。地域の抱える課題解決策を提案する「研究発表会」など、幅広い連携活動にもとづく学びです。

  • 地域連携の構築を基盤とするプロジェクト型学習
    尚美学園大学は、社会との繋がりを重視して、大学のある地元・川越との連携を大切にしています。「小江戸」とも呼ばれる川越は、歴史と文化の中心であると同時に、埼玉県南部の政治・経済の中心でもあります。その 川越の市役所、企業、NPOなどと連携しながら、地域における課題を発見し、その解決策を見つけ出すPBL(プロジェクト型学習)と呼ばれる学修を行います。これら実践的な取り組みを通じて、社会人としての力を修得していきます。その成果は、学部内の研究発表会で発表し、学生同士が研究発表を通じて切磋琢磨していきます。

Focus
総合政策学科のキャリアに繋がる学び「先進的キャリア形成科目群」

公務員試験対策

余分な費用はかけずに、ダブルスクールも不要になる。尚美学園大学の公務員試験対策は万全のサポート体制を誇ります。

入学後すぐに始められる「公務員試験対策」のカリキュラム

  • 公務員になるには試験の合格が必要です。そのため、公務員を目指す学生のなかには、資格予備校とのダブルスクールを選択する人もいます。しかし、総合政策学科には、公務員試験に求められる知識を学べる科目が設置されています。これらの科目は1年次から履修することができ、入学後すぐに公務員試験の準備を始めることができます。授業は大手資格予備校のベテラン講師が担当し、実際の公務員試験の問題を取り上げながら、実践的に解法を身につけます。春休みには、時事対策と面接対策の集中講座を実施し、模擬面接も受けられます。講座の授業料は不要です。外部の資格予備校とダブルスクールをする必要がなく、同じ目標を持つ仲間と学内で勉強に集中することができます。一人ひとりの学生の学習の進行状況は専任教員が把握してサポートし、公務員試験に関する様々な相談に対応します。
    公務員試験対策

公務員試験対策基礎

公務員試験対策基礎

「公務員」と聞いて、どんな仕事をイメージしますか。国家公務員、地方公務員、警察官、消防士、市役所職員、学校教員、保育士、裁判所事務官、国税専門官など、一言で公務員と言っても様々な職種があります。あなたがなりたい公務員は、私たちの生活する社会をどのように支えているのでしょうか。この授業を学ぶことで、「公務員の仕事」を理解し、自分がどのような公務員になりたいのかを深めていきます。漠然とした公務員への憧れを、はっきりとした目標に変えることができます。

公務員試験対策Ⅰ~Ⅷ

公務員試験対策

「公務員試験対策基礎」を学ぶことで、明確な目標となった、「公務員試験の合格」を目指すための授業です。大手資格予備校と提携して、公務員試験対策専門講師が受験対策指導を行います。問題解法の講義および実践演習を中心とした内容で、レベルアップを図っていきます。随時、公務員の仕事の世界や受験に関する情報提供も行います。さらに、授業以外でも時事対策と面接対策の集中講座を行うなど、公務員試験合格から内定獲得までの充実したフォロー体制を用意しています。

夢をかなえた先輩

夢をかなえた先輩

学生の学びのスピードに合わせた公務員試験対策のおかげで合格を手にすることができました。

小峯 大輝 埼玉県立大宮東高校 出身
2024年東京都特別区I類職員合格 足立区

志望校を選ぶ時点では、将来、就きたい仕事はまだ決まっていなかったので、様々な分野を幅広く学べる総合政策学部を選びました。そして、大学で学ぶなかで自分には公務員が向いていると考え、試験対策を始めましたが、大学のサポートには何度も助けられました。勉強面はもちろん、精神面でのきめ細かな対応が合格を後押ししてくれたと実感しています。

業界研究科目

早い時期から各種業界についての知識を修得。自分の進路に向けて、ライバルたちに差をつけます。

業界研究A~C

  • 製造業、金融業、流通業、サービス業、観光業、起業など、将来の進路は数多く存在します。しかし、自分にどの業界がもっともマッチしているのかを知るためには、それぞれの業界について調べる業界研究が欠かせません。総合政策学科では、業界研究科目を設置し、2年次から各種業界について学ぶことができます。将来の進路が決まっている人はもちろん、まだ将来どのような仕事をしたいのか分からない人にも、進路を見つけていくうえで、大きな助けとなることでしょう。
    業界研究

現代ビジネス演習A~D

  • 将来の進路のなかには、一般的な企業の事務職や営業職のほかに、ショップの販売員や美容業界など一定のスキルや特別な知識が必要な業界があります。「現代ビジネス演習」では、ファッションやアロマ、ビューティー、サブカルチャーなど特定の現代的な分野を取り上げた授業を行います。これらの演習科目を通じて、各業界における基本的な知識やスキルを身につけることができるほか、新しいビジネスについて考えるきっかけとすることもできます。
    現代ビジネス演習

目指す出口に合わせたインターンシップ科目

大学での学びと社会での実地体験を結びつけて、自分の職業適性や将来設計について考えることができるように、総合政策学科ではインターンシップを必修科目に設定しています。

公共・社会貢献実習

  • 公共・社会貢献コースに所属する学生は、「公共・社会貢献実習」を履修します。地域社会に貢献する仕事としては公務員のほかに各種公的団体やNPOなどがありますが、この科目はそうした市役所や団体、NPO法人などの仕事の現場で就業体験をするインターンシップです。実際の仕事に触れながら、地域社会のために働くことの意味や将来の目標を再確認し、自分の進路をより確かなものとしていきます。特に公務員を目指す学生にとっては、現場の仕事に接するまたとない機会となります。
    公共・社会貢献実習

現代ビジネス実習

  • 現代ビジネスコースに所属する学生は、「現代ビジネス実習」を履修します。多彩な民間企業でインターンシップを行うことは、自分の職業適性や将来設計について考える機会となり、高い職業意識を育みます。また、社会人として必要な基礎力や、自主的に行動する力を高めることができます。ここでも地域とのかかわりを重視する考え方から、川越を中心とした実習先が準備されます。インターンシップに不安を感じる人のために、実習に向かう学生を大学全体でサポートする体制を整えています。
    現代ビジネス実習

キャリア対策講座/資格取得助成

将来有望な資格検定による単位認定や、検定試験にたいする受験料助成など、学生のキャリア形成を徹底サポートします。

  • ビジネス・情報・語学などの分野の32団体が実施する資格・検定を受けて合格した学生にたいし、そのための学修時間を学科専門科目「キャリア対策講座」の受講時間とみなして単位認定します。こうして学生の学習意欲は高まり、その成果は資格取得というかたちで実感できます。資格を取得することで、「就職力」もいっそう磨かれます。さらに、よりハイレベルな級や得点などを取得した場合には、受験料の一部が助成金として支給されます。資格取得に真剣に取り組む学生にたいする、大学からの応援のかたちです。キャリア対策講座は、総合政策学科の学生だけを対象とする限定制度です。
    キャリア対策講座/受験奨励制度
【対象資格一覧】を見る

《ビジネス》

  • 日本商工会議所「販売士」「日商簿記検定」
  • 全国経理教育協会「簿記能力検定試験」
  • 財団法人専修学校教育振興会「ビジネス能力検定」
  • 公益財団法人日弁連法務研究財団「法学検定」
  • 財団法人実務技能検定協会「秘書検定」
  • 東京商工会議所「ビジネス実務法務検定」「カラーコーディネーター検定試験」「福祉住環境コーディネーター」
  • 法務省「司法試験・司法書士・土地家屋調査士」
  • 公認会計士・監査審査会/金融庁「公認会計士」
  • 特許庁「弁理士」
  • 財団法人行政書士試験研究センター「行政書士」
  • 国税庁「税理士」
  • 社団法人中小企業診断士協会「中小企業診断士」
  • 全国社会保険労務士連合会試験センター「社会保険労務士」
  • 国土交通省「不動産鑑定士」
  • 財団法人不動産適正取引推進機構試験部「宅地建物取引士」
  • 社団法人日本旅行業協会・社団法人全国旅行業協会「旅行業務取扱主任者」
  • 社団法人金融財政事情研究会「金融窓口サービス技能士」
  • 知的財産教育協会「知的財産管理技能検定」
  • 財団法人気象業務支援センター「気象予報士」

《情報》

  • 独立行政法人情報処理推進機構「システム監査技術者」「ITストラテジスト」「プロジェクトマネージャー」「ネットワークスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」「ITサービスマネージャー」「情 報セキュリティスペシャリスト」「応用情報技術者試験」「基本情報技術者」「ITパスポート試験」
  • マイクロソフトほか「MOSWord/Excel/PowerPoint検定」「MOS Word/Excel検定」
  • 全日本情報学習振興協会「パソコン検定文書・表計算試験」
  • 日本商工会議所「日商PC検定」

《語学》

  • 公益財団法人日本英語検定協会「実用英語技能検定」
  • 財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「TOEIC」
  • NPO法人ハングル能力検定協会「ハングル能力検定」
  • 一般財団法人日本中国語検定協会「中国語検定」
  • 公益財団法人ドイツ語学文学振興会「ドイツ語技能検定」
  • 公益財団法人フランス語教育振興協会「実用フランス語技能検定」
  • セルバンテス文化センター「DELE」
  • 公益財団法人日本漢字能力検定協会「文章読解・作成能力検定」 ほか

Voice在学生インタビュー

尚美学園大学での学びが教師になるという目標につながっていると実感します

小島 つばささん
総合政策学科2年

公務員就職に向け充実した学びがあるから あとは目標に向けて一直線にがんばるだけ

矢島 百恵さん
総合政策学科3年