Department of Music Business Development 音楽応用学科音楽メディアコース

音と理論の融合を目指す
音楽を科学的に考える学びを展開
先端と伝統を重視したカリキュラムを実施
音楽の基礎からハーモニーなどの理論に至るまで、アプリと機材を使用し、常に音で確認しながら学んでいきます。数字つき低音によるハーモニーの学習など、音楽の伝統も重視したカリキュラムが特長です。多様な実技レッスンや音楽制作ソフトを用いた実習など、音楽制作に必要なスキルを身につけられる科目も充実しています。

Point
企業セミナーや音楽制作環境を活用して
新しい時代の音楽と向き合う学びの場を
提供しています
ゲーム業界トップクラスの企業を招き
キャリアについて学ぶセミナーを開催
(株)スクウェア・エニックスの現役クリエイターが来学。サウンドデザイナーが現場で求められる能力や、ゲームにおけるサウンドの考え方についてなど、実制作に必要なセミナーが行われました。

メディアアートからライブエレクトロニクス
ミュージックビデオの撮影まで可能な施設・設備
多目的スタジオが更に進化し、立体音響の構築や映像・照明機器との同期によるメディアアート制作のほか、ステージでのライブパフォーマンスや4Kカメラを使用したMV撮影などが可能になりました。

本学教員が映像国際フェスティバルで
「Best Art Show Prize」を受賞
ロシアで開催されたフルドーム映像の国際フェスティバル「Reflections of the universe」で、音楽応用学科の専任講師の宮木朝子先生が音楽・音響を担当した作品が「Best Art Show Prize」を受賞しました。

全天周映像制作:馬場ふさこ
7.1chサラウンド音楽制作:宮木朝子
様々な授業で日常的に使用される
ハイクオリティな制作環境を備えた演習室
防音・吸音性に優れ、4Kモニターに録音ブースや8.1chサラウンドシステムなど、ハイクオリティな環境を備えた「サラウンド演習室」。世界に名高い新旧の電子楽器による音作りも可能な教室です。

科目ピックアップ Pick Up
DAW活用研究
DAWといわれる音楽制作ソフトを使用し、アレンジとオーケストレーションの実習を行います。音を出し、その効果を確かめながら学習を進めていきます。

イヤー・トレーニング
音を様々な観点から聴き取る能力を高めながら、実際の演奏や音楽制作に直結するような音感訓練を行います。

ハーモニック・セオリー
音楽に必要な和音について学び、数字付き低音の指示による、3和音の配置と連結のマスターを目指します。

カリキュラム
「専門科目」では講義科目に加え、演習や制作科目を履修することで、一般企業での仕事に不可欠な要素といえる「モノを作る」プロセスを学びます。さらに、社会に出てから力強く生きていくための問題解決能力や自己実現力、コミュニケーション能力を「教養科目」で培い、的確なキャリア・デザイン能力や自己アピール能力を「キャリア関連科目」により開発していきます。
履修モデルケース
学科専門科目
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
マルチメディア・ コンポーザーを目指す人 |
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サウンド クリエーターを目指す人 |
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音楽系企業人を目指す人 |
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教養科目
- 現代社会の教養
- スポーツ
- 教養芸術
- 情報技術力
- キャリア
- 異文化理解力
キャリア関連科目
- キャリアと自己形成
- キャリアデザインA,B
- インターンシップ
取得を推奨する資格
- MIDI検定試験
- サウンドレコーディング技術認定試験
- Pro Tools技術認定試験
卒業後の進路
作曲や編曲はもちろん、音楽プログラムの開発などクリエーターとして幅広い「音」の世界で実力を発揮
本コースでは、少人数制による密度の濃い教育を展開しながら、音楽メディアに関する専門知識を体系的に学んでいきます。さらに、新しい時代の音楽シーンに対応するため、音響や映像音楽にはじまり、オーディオの録音、編集、オーケストレーション、作曲などについて基礎から段階的に学びながら、音楽を幅広く捉えられるクリエーターを育成します。卒業後は、作・編曲家、ゲーム音楽クリエーター、音楽ソフト開発者、映像クリエーター、楽器メーカー、音楽スタジオエンジニア、ステージ音響・映像エンジニアなどの分野で活躍が期待されます。
目指せる仕事
- サウンドクリエーター
- マルチメディアクリエーター
- ゲーム音楽クリエーター
- アプリケーション開発者
- サウンドコーディネーター
- サウンドエンジニア
- 作曲家・編曲家
- サウンドプログラマー
- 舞台サウンドコーディネーター
- マニピュレーター
就職インフォメーション
伝統を重んじながら新たな時代と向き合い、幅広い視点から音楽を追究することで身についた実践的なスキルは、サウンドクリエーターや作曲家・編曲家を始め、音響・映像エンジニア、マニピュレーターなど、音にかかわる様々な仕事で発揮できます。映画のサウンドトラックの制作、ゲームの効果音の作成、音楽ソフトの開発など、音楽コンテンツを創りだす多様な分野で人材が求められています。