卒業生インタビュー

テーマパーク運営スタッフ

自分の信念をブレずに
持ち続けることの大切さを
実感しています

名倉 真由

2022年 芸術情報学部 卒業

株式会社東芸エンタテイメンツ

Q.尚美学園大学へ入学した理由と授業で学んだこと

高校生

幼少期からバレエが大好きでした。中学生のとき出演したバレエ発表会で、ステージ裏で奔走する制作・運営スタッフの方々の姿が印象に残り、裏方の仕事に興味を持ちました。高校は自分の興味・関心に合わせて科目が選べるところへ進学。将来を見据えて、舞台芸術やダンスなど芸術系科目をたくさん履修しました。踊ることが好きですし、舞台を支える仕事にも興味があったので、大学はその両方が学べるところへ進学したいと考えました。

大学生

舞台表現学科のダンスコースに進学し、さまざまなジャンルのダンスを学びました。制作側の知識や技術も身につけたかったので、プロデュースに関する科目や舞台照明などの実習も積極的に履修しました。卒業公演では、全体をまとめる「総括」を担当。入学当初から「裏方をやりたい!」と明言していたので、まわりが推してくれたんです。スケジュールや予算の調整、外部の制作スタッフとのやりとりなど、さまざまな経験ができました。

Q.業界を志したきっかけと就職活動

就職活動が卒業公演の準備期間と重なり、多忙を極めました。希望しているエンターテインメントに関わる業界はコロナ禍に左右され、4年の夏まで採用があるかわからない状況でした。そのため、キャリアセンターの方に協力していただき、「業界にこだわらない就職活動」についても同時に考えることに。「人のためになる、笑顔を生み出せる仕事をしたい」という自分の信念に沿って、エンタメ業界以外の企業説明会にも参加しました。面接では卒業公演の総括の業務を通して得た学びや感じたことなどを中心に自分の言葉で伝えました。幸い、第一志望の東芸エンタテイメンツも募集があり、採用試験を受け、内定をいただくことができました。

安全に開催することを第一に、ショーには多くのスタッフの力が集結されています。ゲストの拍手が聞こえたり、SNSでうれしい感想を目にしたりすると、やりがいを感じます。

Q.現在の仕事内容とやりがい

東京ディズニーリゾートで、ステージショーの運営や大道具のセッティング、パレードでのオペレーション業務を担当しています。話題になるステージショーや季節限定の人気パレードを担当することもあります。現在はできることがまだ限られているのですが、目の前の業務をしっかり行い、任せてもらえる範囲を広げていきたいです。華やかなショーやパレードを安全に開催する裏には、多くのスタッフの力が結集されていて、その一翼を担っていることにやりがいを感じます。忙しい毎日ですが、感動する気持ちを忘れず、自分の感性を磨きながらこれからも仕事と向き合っていきたいです。

高校生に伝えたい3つのメッセージ

1

学校のイベントには積極的に携わろう
経験を通して得られることは計り知れません。

2

自分の「好き」に浸る時間を持とう
リフレッシュが「明日もがんばろう!」につながります。

3

「熱意や情熱は誰にも負けない!」という自信を持とう
熱意や情熱がやりたい仕事につながっていくはず。

※このページに掲載している情報は2022年取材時点のものです