卒業生インタビュー
スポーツクラブコーチ
視野を広げたことでたどり着いた
自分の原点を仕事に
後藤 大朋さん
2024年スポーツマネジメント学部 卒業
野村不動産ライフ＆スポーツ株式会社
Q.尚美学園大学へ入学した理由と授業で学んだこと
- 高校生
幼い頃からさまざまなスポーツに親しみ、中学生からは水泳一本に。高校3年生で競技生活には一区切りをつけることにしましたが、引き続きスポーツには関わりたいと思っていたので、スポーツについて学べる大学を探し始めました。その中で尚美学園大学のオープンキャンパスにも参加し、スポーツを多角的に学べる点に魅力を感じたことと、大学のある川越の街が好きだったことから、進学を決めました。
- 大学生
1・2年次である程度単位を取得し、3・4年次は、水泳、ダンス、柔道、サッカーと実技科目を中心に選択しました。また、幼児教育を学ぶゼミナールでは、幼稚園に赴き、子どもたちと園庭で遊んだり、イベントの手伝いをしたりしながら、実践を通して幼児教育を学びました。幼い子どもたちを相手にする際は、言葉だけでは伝わりにくいことが多く、身振りや手振りや表情を使って伝える難しさと大切さを実感しました。
Q.業界を志したきっかけと就職活動
就職を意識し始めたのは3年次の夏ごろです。社会の仕組みを学ぶため、スポーツ用品専門店で1か月間のインターンシップに参加し、商品流通を学んだり、接客をしたりしました。しかし、長い目で見ると、自分にこの仕事が適しているかというと、違う気がしていました。ゼミナールの先生にも「視野を広げてみたら」とアドバイスをいただき、自分の適性について改めて考えました。ゼミナールでの活動やアルバイトを通じて、子どもたちへの指導に手応えを感じていたので、スポーツを直接教える仕事が向いていると確信。スポーツクラブを中心に会社説明会に参加し、企業理念に共感できた現在の会社に出会いました。選択肢を広げてみたことで自ずと進路が決まっていきました。
幼い頃から水泳に親しみ、競技として本格的に取り組んだ経験をもつ。大学でスポーツを多角的に学んだことも活かし、水泳指導を通して次世代の育成に力を注いでいる。
Q.現在の仕事内容とやりがい
現在は、幼児から小学生までの子どもたちに水泳を教えています。スイミングスクールの指導者として、生徒たちが水泳を楽しみながら上達できるよう、日々指導にあたっています。自分がこれまで指導を受けてきた先生方をお手本に、子どもたちと同じ目線に立ち、やる気を引き出す声かけを心がけています。入社してまだ1年目ですが、子どもたちが日に日に成長していく姿を見ることが楽しみであり、大きなやりがいを感じています。
※このページに掲載している情報は2025年取材時点でのものです
