
卒業生インタビュー

警察官
平尾 早希さん
2023年 総合政策学部 卒業
千葉県警察
Q.尚美学園大学へ入学した理由と授業で学んだこと
- 高校生
家族の影響で幼い頃から自然な流れで剣道を始めました。高校でも剣道部に入り、引退するまで剣道漬けの日々を送りました。進路を考え始めた高校3年生の時、将来やりたい職業がまだ明確ではなかったため、卒業後の選択肢が広がる大学進学を選択。剣道部があり、スポーツ関連の学びができることを条件に大学を探し、尚美学園大学を知りました。オープンキャンパスに2回参加し、体験授業や剣道部の見学を通して進学を決めました。
- 大学生
在学中は必修科目に限らず、興味のある科目を幅広く履修しました。スポーツ関連科目はもちろんのこと、地域活性化や観光、他コースの経営学や経済学の授業も選択できたのは大きな魅力でした。中でも一番よかったことは、筋肉のつけ方やストレッチ、怪我の対処法など、剣道に直接活かせる知識を学べたことです。在学中に剣道四段を取得でき、学びと実践が直結していました。
Q.業界を志したきっかけと就職活動
3年次の後半から就職活動をスタートし、興味のある企業を幅広く調べました。キャリアセンターの方にエントリーシートや履歴書の書き方を教えてもらい、面接練習にも取り組みました。しかし、エントリー直前に「本当にこれでいいのか」と迷いが生じ、剣道部の仲間に相談。すると何人かが公務員試験を受けると知り、自分も挑戦してみようと思うようになりました。3年次の3月から公務員試験の勉強を開始。公務員対策の授業を受けたり、授業と部活動の合間にも勉強をしたりしました。試験勉強をする中で「好きなことを仕事にしたい」という考えから「人を助ける仕事をしたい」という思いに変わっていきました。必死に勉強した結果、千葉県警の採用試験に合格しました。
大学3年の3月に公務員試験への挑戦を決意。短期間の試験勉強を経て、警察官採用試験に合格。現在は交番勤務をしながら、「鑑識」を目指して日々業務に励んでいる。

Q.現在の仕事内容とやりがい
現在は、交番に勤務しています。地域のパトロールや道案内、落とし物の受理、住⺠からの相談対応など、さまざまな業務を担当しています。交番勤務は市⺠の方と接する機会が多く、感謝の言葉をいただくこともあります。そのたびに「人の役に立っている」と実感し、やりがいを感じています。思い返せば、小学校の頃に母とよく刑事ドラマを観ていて、その影響で「警察官になりたい」と憧れていた時期もありました。紆余曲折ありながらも、今こうして警察官になっていることに不思議な縁を感じています。
※このページに掲載している情報は2025年取材時点でのものです