卒業生インタビュー

警察官

憧れの警察官になり
感謝されたとき
やりがいを感じます

石川 達也

2018年 総合政策学部 卒業

警視庁

Q.尚美学園大学へ入学した理由と授業で学んだこと

高校生

小学1年生から剣道を習い、強くなりたくて、毎日道場に通っていました。剣道の強い大人には警察官が多く、制服姿の出で立ちが格好よく見え、自分もなりたいと思うようになりました。中高生でも剣道を続け、中学では全国大会出場、高校生のときは県大会ベスト8に進出しました。道場の先生が、剣道も強く、警察官になるための学びも充実している大学として尚美学園大学を教えてくれました。オープンキャンパスに参加し、受験を決めました。

大学生

入学した総合政策学部では、公務員採用試験に備え、刑法など法律系の講義を多く履修しました。内容は難しかったのですが、先生に遠慮なく質問できる雰囲気に救われ、なんとか食らいついていきました。剣道部の活動も充実していました。試合に出るだけではなく、大会運営を仕切る幹事として、裏方や事務の仕事も理解できたのは良い経験になりました。

Q.業界を志したきっかけと就職活動

キャリアセンターには何度も通い、専門の担当者に公務員採用試験に向けて一緒に対策を考えていただきました。模擬面接も10回近く実施してもらいました。練習の甲斐あって、本番では緊張せずに志望動機や自己PRを話すことができました。筆記試験の数学系の問題が苦手でしたが、数学系に特化した試験対策講座を受講し、克服しました。また、尚美学園大学のきれいで静かな図書館は勉強にはうってつけの環境でした。

困りごとを解決して「ありがとう」と言われるのは本当にうれしいもの。子どもたちが敬礼してくれ、敬礼を返すと、とても喜んでもらえ、警察官に憧れていたかつての自分を見るようです。

Q.現在の仕事内容とやりがい

警察学校での訓練を経て、交番勤務から警察官の一歩を踏み出しました。担当地域をパトロールし、110番通報のトラブルにも対処。公共に奉仕するという重大な任務を負う責任感は大きいですが、地域を守っているという自負とやりがいは、何ものにも代えがたいと感じます。 現在は機動隊に所属し、政治の中枢である国会議事堂の警備にあたっています。災害救助や要人来日や国家行事での警備、デモの整理をすることも。どんなに精神的・肉体的に強くても、仕事はひとりではできません。上司や後輩、チーム内ではコミュニケーションが基本であり、相互のやりとりを大切にしています。将来は刑事志望です。経験を積み上げて、頼られる刑事になりたいです。

高校生に伝えたい3つのメッセージ

1

今できなくても諦めない
最短距離でできなくても、今やっていることが必ず経験として生きてきます。

2

どんなときも挨拶は基本
苦手な人にも自分から声をかけることで、相手も心を開いてくれます。

3

一呼吸おいて冷静になってみる
煮詰まったら、状況を客観的に捉えると、道が開けます。

※このページに掲載している情報は2022 年取材時点のものです