卒業生インタビュー

アーティストマネージャー

音楽の楽しさを
たくさんの人に伝えることが
大きな夢です

山下 楓太

2017年 芸術情報学部 卒業

Pcycle

Q.尚美学園大学へ入学した理由と授業で学んだこと

高校生

常に音楽が流れている家庭で育ち、小3から高3まで通っていたクラシックギター教室で、生涯の師匠といえる先生と出会いました。テクニックだけでなく、音楽を奏でる喜びを教えてもらうなかで、「音楽の楽しさをたくさんの人に伝えられる存在になる」という目標ができました。通っていた高校は自由な校風で、声楽やオペラを学んだり、新たな部活を立ち上げたりする経験を通して自主性と実行力を身につけました。

大学生

将来は絶対に音楽関係の仕事をするという信念を持っていたので、音楽ビジネスコースがある尚美学園大学に迷わず進学。2年生の頃から、学内の軽音部や学外のバンドに声をかけ、年に複数回ライブイベントを企画・運営しました。音楽ビジネスコースで学んだことを在学中に実践したことで、より学びが深まりました。

Q.業界を志したきっかけと就職活動

所属していたゼミの先生に、「マネージャーから始めて、音楽業界の知識や技術を身につけてステップアップしてみては」と勧められ 、マネージャー職を意識するように。2社から内定をいただき、どちらの会社にするか悩み、先生に相談をしたとき、「大変と思うほうを選べ」というアドバイスをいただきました。それが自分の人生を変えたひと言となり、尊敬するアーティストや作曲家とも関わりのある会社へ入社しました。そこでさまざまな経験を積み、その後、音楽系メディアを運営する会社に転職し、新たな場所で音楽業界に携わりました。

担当するアーティストのライブを舞台から眺めるのが好き。アーティスト越しに見えるお客様の表情に、グッとくることがあります。

Q.現在の仕事内容とやりがい

現在は再び転職し、今までのスキルを生かして、アイドルグループ 「パピプペポは難しい」のマネージャーをしています。スケジュール管理、メディア対応、ライブ立ち合い、グッズ企画販売など、グループに関すること全般を担当。常にタレントの分身になったつもりで、彼女たちが思っていることなどを予想して動くことを心がけています。アイドルの活動はイベントや企画と親和性が高いため、大学時代に音楽ビジネスコースで学んだことや、自分の強みである企画力を生かしていろいろな試みをしています。今後も自分の「好き」に忠実に、音楽の楽しさをたくさんの人に伝えられる存在になることを目指して、仕事に向き合っていきたいです。

高校生に伝えたい3つのメッセージ

1

自分の好きなことに挑戦してみよう
自分のやりたいことに正直に動いてみてください。「好き」と思えることに一生懸命になった経験が、就職活動でも役に立つと思います。

2

高校時代の友達を大切に
高校ではさまざまな出会いがあります。私の場合は、高校時代の仲間のつながりから、新しい仕事が実現したということがありました。

3

できることを探して自ら動こう
できない理由をあれこれつけてネガティブにならず、今だからできることや面白いことを見つけて自ら動くと、明るい未来が待っていると思います。

※このページに掲載している情報は2021年取材時点でのものです