卒業生インタビュー
システムエンジニア
金子 武尊さん
2023年 芸術情報学部 卒業
株式会社JR東日本情報システム
Q.尚美学園大学へ入学した理由と授業で学んだこと
- 高校生
商業高校だったので、社会で生かせる実践的なスキルが身にはつきました。ですが、大学へ進学したほうが就職先の選択肢が広がるとの思いもあり、大学受験を考えました。いくつか大学を検討する中で、高校3年生の夏、尚美学園大学のオープンキャンパスに参加。実際に現場で使用されているプロ仕様の機器や設備が充実しているのを目の当たりにし、実践的に学びを深めたいと思い、進学を決めました。
- 大学生
情報、ゲーム、音響など、さまざまなコースを横断的に学べるところが尚美学園大学の魅力でした。3年次から情報・アプリコースを選択し、主にプログラミングを学び、卒業研究では、財務諸表を自動分析するアプリを制作しました。資格取得の勉強にも時間を割き、在学中に基本情報技術者試験と応用情報技術者試験に合格できました。
Q.業界を志したきっかけと就職活動
就職活動は3年生の夏からスタート。自分の適性や志向を見極めるためにあえて業界を絞らず、インターンシップはIT系、アパレル系、広告系の3社に行きました。秋からはキャリアセンターのスタッフの方にエントリーシートの添削や面接練習に付き合っていただき、30社~40社の採用試験を受けました。就職活動中に気づいたことは、「自分は安定志向で、毎日が変化に富む仕事より、ひとつのことに集中して取り組める仕事のほうが向いている」ということでした。株式会社JR東日本情報システムから内定をいただいたときはとてもうれしく、ゼミ担当の先生からも「おめでとう。すごいね」と声をかけていただき、うれしかったです。
出勤は週に2、3日程度。それ以外の日は在宅勤務です。自分が関わったシステムが人々の暮らしを便利にしていると思うと、やりがいを感じるとともに、身が引き締まります。
Q.現在の仕事内容とやりがい
現在の仕事は、鉄道システムの設計・開発および運用業務に携わり、仕様書の作成やプログラミング、サービスをリリースする前のテストなどを行うことです。高校生のときから社会で働くことを見据えて勉強をしたり、スキルを磨いたりしてきてよかったと感じています。大学在学中に所定の資格に合格していることで、合格奨励金を会社から支給していただきました。 社会人になっても勉強は欠かさず、新しい技術を実践を通して獲得しながら、さらに経験値を高めていきたいです。
※このページに掲載している情報は2024年取材時点でのものです