卒業生インタビュー

生放送ディレクター

一度は諦めたエンタメの世界に
携わることができて
毎日が刺激的です

東谷 美波

2021年 芸術情報学部 卒業

株式会社ドワンゴ

Q.尚美学園大学へ入学した理由と授業で学んだこと

高校生

小学生の頃から将来の夢は「芸能界に入ること」。その夢を抱き、芸術系の高校へ進学しましたが、片道2時間の通学時間や精神的な疲れが重なったことで通えなくなり、通信制高校に編入。同じ頃、ニコニコ動画にも出合いました。同世代の活躍に刺激を受け、「踊ってみた」動画を投稿するようになった私に、塾の先生が勧めてくれたのが尚美学園大学でした。動画投稿を通じて、コンテンツ制作に興味を持ち始めていたため受験をしました。

大学生

尚美学園大学に入学し、同じ夢を持っている人がたくさんいたことを知り、周囲に仲間がいる環境に勇気づけられました。映像を作ることに重きを置きたいという強い意思があったため、3年次からは映像制作のゼミに所属。脚本、撮影、音声、編集まで自分たちで行うなど映像制作をゼロから学んで得た知識や経験は、現在もとても役立っています。

Q.業界を志したきっかけと就職活動

尚美学園大学に入学した時から、卒業後は映像に関わる業界に就職したいと考えていました。ストーリーを作ることが好きだったので、テレビ業界でドラマ制作に携わり、スキルを磨きたいと思っていたので、テレビ業界を中心にさまざまな会社に書類を提出しました。しかし、コロナの影響でテレビ業界の採用試験が軒並み延期に。その中でオンラインでの採用活動をいち早く進めていたのがニコニコ動画を運営しているドワンゴでした。テレビ業界の採用試験がストップしている間に選考が進み、4年次の6月に内定をいただきました。面接では、自分のルーツである 「踊ってみた」の経験や大学での学びについて、自分の言葉でしっかり話せたと思います。

企画職に配属となり、ニコニコ動画の生放送ディレクターに。放送の責任者であるフロアディレクターと共に番組進行を行う。番組コンテンツの企画提案をすることも。

Q.現在の仕事内容とやりがい

企画職に配属となり、ニコニコ動画の生放送ディレクターとして、放送の責任者であるフロアディレクターと共に番組進行を担っています。生放送ならではの緊張感やプレッシャーはありますが、画面の先には視聴者がいることを意識して仕事をしています。入社1年目の11月には、長時間番組の1 コーナーを任せていただき、企画からクライアントヘの提案、キャスティング、脚本まで担当しました。私にとって大きな仕事でしたが、大学で学んだ知識や経験を発揮できたと思います。この仕事のやりがいは、自分の企画が採用されたら、多くの人の手を介してカタチになるところです。今後も自分のアンテナを磨き続け、ひとつの番組を任せてもらえるディレクターになりたいです。

高校生に伝えたい3つのメッセージ

1

どんなときも夢を持ってほしい
夢を見失ってしまうと、どこに向かって進めばいいのか分からなくなってしまいます。 どんなときも夢を持ち続けることが大切です。

2

無駄な時間なんてない
つらいときや結果が出ないときも、後になって振り返れば、無駄ではなかったと思えます。 そのような時期があったからこそ今の自分があると気づけます。

3

「楽しい」と思えることに打ち込んで!
若いときにしかできないことがあると思います。失敗してもいいから、好きなことや楽しいと思えることに取り組んでほしいです。

※このページに掲載している情報は2021 年取材時点でのものです