在学生インタビュー

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interview

Department of Music Business Development音楽応用学科

佐藤 充樹 3年 埼玉県立芸術総合高校 出身

※学年・内容は2021年7月取材時点のものです

高校時代
高校の音楽科でクラリネットを専攻。マンツーマンでのレッスンもあり、年に1、2回コンクールにも出場していました。
1年次
作曲はゼロからのスタート。音楽制作に必要な知識と技術を幅広く習得するための基礎をとことん学んだ1年間でした。
2年次
1年次の学びを生かして、オーケストラや映像に音楽をつけるコンペに応募。授業、アルバイト以外の時間を曲作りに費やしました。
3年次
DAWを使ってミックスやマスタリングを中心に実践的に学んでいます。卒業後、プロとして通用するように技術を高めていきたいです。

音楽メディアコースを選んだ理由

高校時代は音楽科でクラリネットを専攻していました。楽器のスキルを磨いて年に数回コンクールに出場したりしていましたが、賞を目指して競い合うことが自分には向いていないと感じるようになり、楽器を極めるための進学はやめ、誰かと音楽を共有し合いたいという思いで作曲の道を選びました。音楽的な知識はありましたが、作曲は初心者なので、幅広いジャンルの音楽が学べる音楽応用学科の音楽メディアコースはとても魅力的で、自分に合っていると思い進学を決めました。

私が思う音楽応用学科の良いところ

作曲は初めてだったので、新鮮な気持ちで音楽と向き合えて高揚感がありました。音楽を生み出す作業はとてもワクワクする反面、うまくいかず、ストレスを抱えることもあります。それでも必死に食らいついて、できないことができるようになるために日々取り組んでいます。私は作曲に関わることはすべて学ぼうと努めていますが、音楽応用学科は音楽のことを幅広く学べるので、サウンドエンジニアを目指す人もいれば、音楽プロデューサーを目指す人もいます。卒業生の中にはテレビ局やゲーム業界で働いている人もいて、いろいろな可能性を秘めている学科だと思います。

オンライン授業の良かったところ

YouTubeでのオンデマンド配信でしたので、授業が終わってもデータが残っているため復習がしやすい点がよかったです。私の好きな授業のひとつに「ハーモニック・セオリー」という授業があり、難解なのですが、繰り返し確認ができたため、オンラインであっても理解を深めることができました。対面での授業が戻りつつありますが、個人的には対面授業とオンライン授業の良いところを生かして併用で授業が進んでいけばいいなと思っています。

高校生へのメッセージ

これから先、壁にぶつかることや大変なことがあると思いますが、乗り越えることを当たり前と思ってほしいです。乗り越えるためのヒントは、みなさんの身の回りにたくさんあります。そのためには何事も本気で取り組むこと。遊びだってそうです。「今日も遊んでしまった」と後悔するか、「この遊びから○○が得られたと」感じるかは、視点や考え方ひとつです。私自身もコンビニでのアルバイト中の小さな発見を作曲に生かしています。ぜひ、いろいろなことに興味をもって、複眼的な視点を養ってほしいです。

私のおすすめ授業

音響リテラシー

作曲にかかわる録音や音の加工、編集などを音響的な観点から学ぶ授業です。今まで演奏側の立場として作曲を考えていた私にとって、音の加工をする作業は驚くことや新鮮なことがたくさんありました。作曲に必要な知識は音階だけでなく、音色や編集スキルも必要であるということがよく理解できる授業です。

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