在学生インタビュー

レッスンも教職課程も全力で学び
音楽教諭として吹奏楽部を
コンクール優勝に導きたい

interview

Department of Music Expression音楽表現学科

山口 俐秀さん 2年 埼玉県立朝霞西高等学校 出身

※学年・内容は2025年5月取材時点のものです

高校時代
中学生からサックスを始めました。最初は特に楽器に興味があったわけではなく、友人に誘われたことがきっかけだったのですが、サックスの魅力に惹かれ、高校でも吹奏楽部に所属しサックスを吹いていました。
1年次
高校時代と大学での練習量の多さは比になりません。求められるレベルも高いものになりましたが、そのおかげで自分がどう吹きたいかのイメージが明確になり、表現力も技術力も高校時代とは比べられないほど成長しました。
2年次
1年次までは長く練習時間を取るということに必死でしたが、2年次になり気持ちにも時間にも余裕が出てきました。課題を見つけ、それに合わせた効果的な練習をできるようになったため、以前よりも短い時間で上達している実感があります。

私が尚美学園大学を選んだ理由

尚美学園大学を知ったのは、高校生の時の二者面談で担任の先生に紹介していただいたことがきっかけです。練習環境やレッスン室などの施設も充実しており、学生同士の雰囲気も和やかだというお話を聞き、自分でも興味を持って尚美学園大学のことを調べてみました。オープンキャンパスにも参加し、施設設備が充実していることと、キャンパスのキレイさに惹かれました。また、高校での部活動をきっかけに音楽の先生になりたいと考えていたので、尚美学園大学なら自分自身の技術向上はもちろん、教職課程も履修できるので人に教えるための技術も学べると感じ、進学を決めました。

今後の展望

高校時代、吹奏楽部でコンクールにも出場しましたが、思うような結果が出せないことも多く悔しい思いもたくさんありました。特に、3年生の時のコンクールでは金賞に一歩届かず銀賞に終わりました。銀賞でも充分良い結果ではありますが、もう一歩のところで金賞を逃してしまったことがとても悔しく、たくさん泣きました。どうすれば金賞を取れたのかを考えるうちに、いつか自分が指導する側になり、後輩たちにはコンクール優勝を経験させたいと考えるようになりました。その経験から、私は音楽教諭になりたいと考え、現在は教職課程を履修しています。サックスのレッスンと教職課程の履修はとても忙しく大変ではありますが、教職課程で履修している授業は、将来の教育の現場で絶対に必要になる内容ばかりなので、とても充実しています。卒業後は、生徒たちの目線に立って接することができる、気さくな先生になりたいと思っています。そして、生徒と同じ気持ちを持って、吹奏楽部をコンクール優勝に導けるような指導者になることが目標です。

将来のために頑張っていること

音楽教諭になるため、教職課程の授業はもちろんですが、ピアノの演奏や吹奏楽部を指導するための知識も、大学でしっかり身につけたいと思っています。コード進行や音色が合っているかなど、合奏での調和をハーモニーと呼ぶのですが、ハーモニーを見極められるようになることや、演奏曲を見てそれぞれの楽器の吹き方などを分析する力は特に、吹奏楽部を指導するにあたり、とても重要になると思います。そのため、尚美学園大学でもハーモニーに関する授業や合奏の授業もあるので、今はそれらを積極的に履修しています。奏者としての学びと音楽教諭になるための学び、どちらも全力で学んでいけるのは尚美学園大学の魅力です。

私のおすすめ授業

心理学の基礎

教養科目のためどの学科でも履修できる授業です。名前の通り心理学の基礎的な知識を学ぶのですが、夢診断や身体の心理、年代別の心理傾向など、学ぶ内容が幅広く様々な事例を聞くことができます。普段は触れる機会がない心理学の理論や事例は興味が湧く内容ばかりで面白かったです。将来教職に就いた時にも役立つ知識だと感じました。

心理学の基礎

※音楽表現学科の学びは、2026年4月開設の「芸術表現学科」に受け継がれます。

音楽表現学科 芸術表現学科の詳しい情報はこちらから