在学生インタビュー
相手を理解し、心を通わせる
芝居の魅力を
もっと追求していきたい
interview
Department of Performing Arts舞台表現学科
井原 美紀さん 2年 埼玉県立和光国際高等学校 出身
学年・内容は2024年5月取材時点のものです
- 高校時代
- ESSという英語劇の部活動に全力を注いでいました。コロナ禍での高校生活でしたが、芝居を通して人と関わり合えたことが生活の原動力に。演劇を続けたいという思いも芽生えました。
- 1年次
- 発声や表現方法など演劇の基礎を中心に学びました。授業で学んだことをアウトプットしたくて、友人と同好会を立ち上げました。自主公演をしたり、客演をしたり、少しずつですが舞台経験を重ねました。
- 2年次
- 演劇コースの仲間とコミュニケーションをしっかりとりながら、1回1回の授業を大切にしていきたいと強く思っています。そして卒業後のことをより明確に見据えていきたいと思い始めています。
私が尚美学園大学を選んだ理由
高校時代に入っていた英語劇の部活動ESSを通して演劇の魅力にはまりました。大学で演劇を学びたいと思うようになり、演劇を学べる大学を片っぱしから調べました。その中で尚美学園大学は、他学部の授業を受けることができたり入学後もコース変更が可能だったりと選択肢が広く、カリキュラムの柔軟性も高いので、入学後も自身の可能性が広げられると思いました。オープンキャンパスのワークショップで、その場で短い台本をもらって初めて会った参加者の方と芝居をしたとき、お芝居を通して相手を理解し、心を通わせていくという体験が新鮮で、深く印象に残りました。
演劇コースの魅力
尚美学園大学の演劇コースの魅力は基礎から順序立てて演劇を学べるところだと思います。1年次は演劇の基礎を中心に学びました。2年次は遊びの要素を取り入れたワークショップを通して身体の使い方を学んだり、筋肉の緊張と緩和を理解したり、集中力を研ぎ澄ます感覚を養ったりしました。舞台セットがほぼない「素劇」にも挑戦。古典芸能基礎演習では日本舞踊や殺陣もしています。大学で学ぶからこそ、トータル的にさまざまな角度から演劇を学べる。それが魅力だと感じています。
高校生のときにしておくといいこと
今を大切に、思いっきり楽しんでください。大学受験のことなどいろいろ考えなければならないことはもちろんありますが、高校生の感受性でしか味わえないこともあります。それを大切にしてほしいです。高校生のときにしか味わえない感情や感覚というのがあるなと今振り返ると思います。「私はこういうことを感じた、夢中になった」という経験が総合型選抜などの大学受験にもつながります。将来ばかりにとらわれず、「今」を大切に過ごしてください。
私のおすすめ授業
身体表現I
身体表現Iはタップダンスの授業です。タップダンスができる、知識があるということは、演劇をするうえでも引き出しのひとつになります。またタップダンスを通して、先生からは舞台に立つ時の表情や姿勢の大切さなど、基本的な心構えも教えていただきました。