在学生インタビュー
私が幅広い役柄を
演じられるようになったのは
尚美学園大学での学びのおかげです
interview
Department of Performing Arts舞台表現学科
佐藤 真斗さん 3年 岡山県 岡山龍谷高等学校 出身
※学年・内容は2024年6月取材時点のものです
- 高校時代
- 映画が好きで様々な映画を見ているうちに役者になりたいと思うようになりました。高校2年生の頃には本気で役者を目指したいと考えるようになり、高校3年生の頃からプロダクションのオーディションなどを受け始めました。
- 1年次
- 大学で初めて演技や演劇について学び始めました。1年次は基礎を学ぶのですが、演技の経験がある学生も多く、他の学生と比べて私は知らないことばかりで焦りもありましたが、頑張ろうという気持ちもさらに強くなりました。
- 2年次
- 印象に残っているのは殺陣の授業。先生が打ち合いの見本を披露してくれたのですが、プロの素晴らしい動きに圧倒されると同時に、感動しました。実際に殺陣の動きをやってみると、とても難しくプロのすごさを実感しました。
- 3年次
- 3年次は前期、後期でそれぞれ公演があります。2年次までと比べて演じる台本のページ数も増え、学ぶ内容も増えましたが、できる事も多くなりました。演技の幅も広がり、着実に成長していることを実感しています。
尚美学園大学を選んだ理由
役者になるためには何をすればいいのかを考えた時に、大学に進学して目指すのか、進学はせずプロダクションなどに所属して目指すのか、とても悩みました。高校3年生の時に、養成所にも合格していたのですが、養成所に所属したからといって必ず役者になれるとは限りません。親にも相談したのですが、その時に言われたのが大学なら役者になる勉強ができるのはもちろん、役者以外の選択肢も増えるのではないかということ。その言葉に後押しされて、大学進学を決めました。尚美学園大学のオープンキャンパスで先生からコースの特徴やカリキュラムを聞き、様々なことが学べると感じ尚美学園大学を選びました。
私を成長させた体験
1年次に、友人に誘われ自分たちで企画した舞台に出演しました。それが私にとって初舞台。終わってみれば、もっとできることがあったのではないかと悔いが残る舞台でした。しかし、その苦い思い出があったからこそ今の自分があると思っています。2年次、授業の一環で発表する舞台では、物語にとって重要な悪役を演じました。初舞台での反省を活かし自分なりに悪役のイメージ像を作り、台詞だけではなく歩き方や姿勢などの細かな動きまで意識し演じきることができました。先生からは悪役らしさがあり、物語にメリハリを与える良い演技だったと評価をしていただけました。
将来の目標
一番の希望は映画などで活躍する俳優になることです。「この人が出ているなら観たい」と思ってもらえるような役者になることが目標です。そのためには、尚美学園大学での学びを大切にしていきたいと思っています。例えば、学生だけで舞台を作る授業では、コミュニケーション力が鍛えられましたが、それは同時に役者にとって対人関係がとても重要だということです。そして、コミュニケーションはどの分野であっても重要なことです。これまで演劇コースで学んだこと、経験したことは尚美学園大学だからこそ得られたものだと思います。もし最終的に役者以外の道に進むとしても、尚美学園大学での学びや経験は必ず活きると思います。
私のおすすめ授業
演劇表現演習Ⅰ・Ⅱ
この授業では先生の指導のもと、学生だけで舞台を作っていきます。役者として演じることはもちろん、小道具の準備や裏方の仕事も全て学生で行います。ひとつの舞台を作り上げる経験はとても貴重で多くの学びがあります。最後は実際に公演をするのですが、公演後は大きな達成感と成長を感じられます。