授業・履修・試験

セメスター制

本学は半年を1セメスターとしています。4月~9月を春学期、10月~3月を秋学期と呼び、4年間で合計8セメスターとなります。
1年間を、春学期・秋学期の2学期に分けて実施することにより、幅広い科目を積み上げて履修することが可能となり、また半年ごとに学修状況を確認することができます。

授業時間

授業時間は次のとおりです。

Ⅰ時限  9:00 ~ 10:30
Ⅱ時限10:40 ~ 12:10
昼休み12:10 ~ 13:00
Ⅲ時限13:00 ~ 14:30
Ⅳ時限14:40 ~ 16:10
Ⅴ時限16:20 ~ 17:50
Ⅵ時限18:00 ~ 19:30

集中講義

科目によっては、土曜日や日曜日、各学期の定められた授業期間外に集中して授業を行います。
詳細については、ポータルシステムで連絡します。

履修

履修登録

履修登録とは、各自が自己責任において学期ごとに受講する科目の申請を行い、進級や卒業に必要な科目の登録手続きを行うことをいいます。登録手続きはポータルシステムのWeb履修申請より行います。統合認証基盤システムにログインする必要があります。

科目の種類

科目は、必修科目・選択科目・自由科目に区別され、春学期・秋学期に配当されます。

必修科目進級、卒業のために必ず修得しなければならない科目
(選択必修科目を含む)
選択科目進級、卒業に要する単位になるが、自由に選択履修できる科目
(学部間自由選択科目を含む)
自由科目進級、卒業に要する単位にはならないが、各自の興味関心に応じて履修できる科目

科目の履修時期

科目は原則として配当された年次、学期より履修できます。よって、上級年次の授業科目を履修することはできませんが、配当年次以上の学年に属する場合は履修できます。配当年次は各学科のカリキュラム表に記載されています。

単位

単位とは、履修した科目で一定以上の成績を修めると、その証明として学校から認定されるものです。
1科目あたりの単位数は、その科目の内容によって違います。科目の単位数は各学科のカリキュラム表に記載されています。

進級条件

上位学年に進級する条件は次のとおりです。注意してください。

2年次進級入学後2学期以上在学した者
3年次進級4学期以上在学し、36単位以上の単位を修得した者
4年次進級3学年に在籍し、かつ6学期以上在学した者

アドバイザー制度

アドバイザー制度とは、高校でいう担任制度のことです。学生それぞれにアドバイザー(教員)が割り当てられています。1、2年生は原則、各学科で定めた教員が担当します。3、4年生は原則、ゼミナール関連科目の授業教員がアドバイザーです。学修上あるいは学生生活上の問題が生じたときは、まずアドバイザーに相談してください。
アドバイザーは、この他に大学で行う行事や各種手続事項に関する指示や指導なども行います。

アドバイザーの指導・相談内容

  • 学修方法のアドバイス(履修計画の立て方など)
  • 学生生活へのアドバイス
  • 大学の各種手続に関することへのアドバイス
  • 進路相談など

オフィスアワー

専任教員が学生の学修に関する相談相手になる時間帯がオフィスアワーです。アドバイザーに限らず、学部学科を超えて広く専任教員と交流することを目的としています。例えば、履修している授業はもちろん、履修していない授業(例えばその教員の専門分野)に関する質問、相談もできます。
なお、各教員のオフィスアワーについては、ポータルシステムなどでお知らせします。

修学指導

成績(GPA)の値が著しく低い状況が続く場合や履修授業の欠席が続くような場合には、アドバイザーが学修の確認を行います。
また、長期間これらの改善が見られない場合は、注意や退学勧告を行います。

学位

卒業の要件がすべて満たされ、教授会の議を経て学長が卒業を認定した場合、芸術情報学部の学生は学士(芸術情報)を、総合政策学部の学生は学士(総合政策)を、スポーツマネジメント学部の学生は学士(スポーツマネジメント)の学位が授与されます。
大学院では修了の要件がすべて満たされ、研究科委員会の議を経て学長が修了を認定した場合、情報表現専攻は修士(情報表現)、音楽表現専攻は修士(音楽表現)、政策行政専攻は修士(総合政策)の学位を得ることができます。

卒業要件

卒業するためには、8学期以上在学し、各学部学科の科目を履修、修得した上で、各学部学科で設けた条件を満たす必要があります。詳細は次のとおりです。

2021年度~2023年度入学生

科目区分 芸術情報学部 総合政策学部 スポーツマネジメント学部
情報表現学科
音楽表現学科
音楽応用学科
舞台表現学科
総合政策学科 スポーツマネジメント学科
教養科目 26単位以上 30単位以上
専門科目 86単位以上 82単位以上
学部間自由選択科目 12単位以内
合計 124単位以上

2024年度入学生

科目区分 芸術情報学部 総合政策学部 スポーツマネジメント学部
情報表現学科
音楽表現学科
音楽応用学科
舞台表現学科
総合政策学科 スポーツマネジメント学科
教養科目 24単位以上 26単位以上 30単位以上
専門科目 76単位以上 74単位以上 70単位以上
学部間自由選択科目 24単位以内
合計 124単位以上

※その他必要修得単位数の詳細については、学則のカリキュラム表をよく確認してください。

修了要件

修了するためには、大学院に2年以上在学し、次に掲げる各専攻の授業科目を30単位以上を修得する必要があります。
また、必要な研究指導を受けた上、学位論文(修士論文ならびに修士制作及び修士演奏を含む。)または特定の課題についての研究の成果の審査及び試験に合格しなければなりません。ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げたと認められる者については、当該課程に1年以上在学すれば足りるものとします。

区分 芸術情報研究科
情報表現専攻音楽表現専攻
必修6単位4単位以上
選択必修6単位以上8単位以上または16単位以上
選択18単位以上18単位以上または10単位以上
合計30単位以上30単位以上
区分 総合政策研究科
政策行政専攻
総合政策特殊研究8単位
基本科目8単位以上
関連科目14単位以上
合計30単位以上

公認欠席

以下の理由により授業を欠席する場合には、最終欠席日の翌日から土日を含む7日以内に、理由を証明する書面を添付のうえ、公認欠席願を教務課へ提出してください。公認欠席願はポータルシステムよりダウンロードできます。
※書類提出が遅れる場合も一週間以内(最終欠席日の翌日から土日を含む7日以内)に事前報告が必要です。
※メールでの提出も可能です。

忌引きの場合

近親者に不幸があった場合、下記期間を忌引として認めます(ただし連続した期間で土日祝含む)。会葬状など証明する書面を添えて提出してください。

血族一親等または配偶者(父母、子)…7日以内
血族二親等または姻族一親等(兄弟、祖父母)…3日以内
血族三親等または姻族二親等(曾祖父母)…1日

学校感染症に罹患した場合

学校保健安全法施行規則第18条に規定する感染症に罹患した場合は、医療機関の診断書または治療を証明する書面を添えて提出してください。
出席停止期間(公認欠席期間)の基準は「学校感染症の取扱い」の項を確認してください。

授業に準ずる学習(教育実習など)や承認された行事に参加する場合

※実施計画書などの書類の提出が必要

就職活動・大学主催のインターンシップ(キャリア・就職課(キャリアセンター)事前に承認が必要)

<(キャリア・就職課(キャリアセンター))公認欠席としての該当項目>を参照

指定・認定サークルの公式戦、コンクール本選などに参加する場合

※監督または顧問の承認と対戦結果表等、事実が証明できる書類等の提出が必要

災害、事故などによる公共交通機関の途絶及び遅延

※交通機関発行の証明書が必要

裁判員制度による裁判員に選任された場合

※裁判員に選任されたことを証明する書類の提出が必要

その他、以上に準ずる事由として大学が判断した場合

※法定伝染病以外の病気、怪我、入院は原則として対象外となります。

休講

次の理由により、授業が休みになることを休講といいます。休講については、ポータルシステムなどでお知らせします。

  • 学校行事を行う場合
  • 科目担当教員にやむを得ない理由が生じた場合
  • 災害・公共交通機関事故などによる、不測の事態が発生した場合(詳細は<自然災害などの対応について>を参照)

補講

休講となった場合、授業またはレポートなどの課題を課すことにより休講分の不足を補うことを補講といいます。補講の内容については、授業担当教員によって指示され、主に補講期間に行います。日程については、授業中またはポータルシステムでお知らせします。

教室変更

授業時または、ポータルシステムでお知らせします。特に学期初めの1~3週目は、履修者数により教室の変更があるため、注意してください。

期末試験

期末試験は、授業終了後に行う試験のことで、筆記、レポート、口述、実技などによって行われます。試験に関する連絡事項は、担当教員およびポータルシステムより行います。

〈受験上の注意事項〉

  • 筆記は授業時間内で実施します。
  • 授業の出席回数が3分の2に満たない場合は、原則として失格となり、試験を受けることができません。
  • 学生納付金未払者は、受験資格がありません。
  • 受験の際は、学生証を机上に置いてください。学生証を持参しない場合は受験できかねます。学生証を忘れた場合は、教務課で「仮学生証」の発行を受けてください。学生証の記載事項が消えていたり、シールなどを貼って見えなくなっている学生証は不正行為と見なしますので、あらかじめ再発行の手続きをとってください。
  • 公共交通機関の遅延により、上記定期試験時間の時刻に間に合わない場合は、遅延した交通機関で遅延証明書を受け取り追試験受験の手続きをとってください。ただしスクールバスの遅延は対象ではありませんので、余裕をもって登校してください。
  • 試験開始後30分までは退出を認めません。
    なお、試験により、試験終了時まで退出を認めないこともあります。担当教員(試験監督者)の指示に従ってください。
  • 試験は、指定された時間・教室で受験してください。
  • 試験会場では、担当教員(試験監督者)の指示に従ってください。

成績

成績評価

  • 評価は、各学期末に行います。
  • 成績評価は、授業への出席、平常点、試験などにより行います。
  • 成績は100点満点とし、60点以上を合格とし59点以下を不合格とします。評価の表示は下記のとおりです。
表示 総合点 判定
100~90点合格
89~80点
79~70点
69~60点
不可59点以下不合格
失格原則出席回数が2/3未満
欠席試験欠席・レポート試験未提出

GPA

本学では、学生自身の責任において科目履修を行い、その成果を確かめる制度としてGPA(Grade Point Average)を導入しています。授業ごとの成績評価に0~4のグレードポイント(GP)を付与し、履修科目(自由科目を除く)の平均評点値(GPA)を算出します。
計算方法GPA=(GP×単位数)の総和÷履修単位数の総和(GPAは、小数点以下第三位の値を四捨五入し、小数点第二位までのものを使用します)

<グレードポイント(GP)> 秀:4 優:3 良:2 可:1

成績発表

成績評価は各学期ごとに発表します。
成績発表に基づき、取得した単位を確認して、次学期の履修計画を各自で立ててください。
成績はポータルシステムのWeb学生カルテより確認できます。

成績確認

成績評価の確認を行いたい場合には、成績公開後1週間以内に問い合わせをすることができます。ただし、確固たる根拠があるものに限ります。

追試験

以下の理由により期末試験を欠席したものに対して追試験を行います。追試験は、欠席理由を証明する書類を添付し、所定の期間内に手続きを終えた場合に行います。
また、追試験に該当する科目1科目につき2,100円の受験料を納める必要があります。

欠席理由 提出・添付書類

欠席理由 提出・添付書類
忌引 会葬状の写し、もしくは保証人の作成した証明書
天災による不慮の事故 被災証明書
公共交通機関の事故 事故証明書・遅延証明書
病気 医師による診断書、治癒証明書※1
教育実習・就職試験 実習または就職先の発行する証明書※2
上記と同程度と認められる正当な理由※3 正当な理由を示す証明書
  1. 医療機関が発行した証明書となります。
  2. 教育実習・博物館実習、就職試験などでやむを得ず試験を欠席する場合は、事前に教職・資格課程室、キャリア・就職課の担当者に申し出たうえで手続きを行ってください。
  3. 教務部長・学生部長が総合的に判断いたします。

再試験

再試験は卒業予定者を対象に成績評価の結果、不合格(失格、欠席を除く)になった科目に対して1回に限り行います。なお、再試験は音楽表現学科における実技試験を除き、原則として最終セメスター時のみ実施します。再試験科目1科目につき3,100円の受験料を納める必要があります。

不正行為について

定期試験などにおける不正行為とは、下記のような行為をいい、学則及び履修規程に従って当該セメスターに履修した単位はすべて無効となります。なお、事実認定の告知を受けた学生は、事実認定について異議がある場合は、告知を受けた日から2週間以内に文書により異議申し立てを行うことができます。

(例)

  • 他人の答案をのぞいて見たり、答案を交換すること
  • カンニングペーパーなどを持ち込むこと
  • 持ち込み許可の図書・ノート・資料などを複数の者で融通しあうこと
  • 携帯電話などの機器を使用すること(指示した場合を除く)
  • 本人以外の者が本人に代わって受験すること
  • 持ち込みを許可されていない図書・ノート・資料などを持ち込むこと
  • 監督者の指示、制止に従わず、受験の円滑な進行を妨害すること
  • 答案用紙の持ち帰りなど、監督者の指示に従わないこと

下記のような行為を注意されたにもかかわらず、態度を改めなかったり、監督者から上記の行為と同等な行為であると見なされた場合も処分の対象となります。

(例)

  • 不必要な物品を机上に出したままにしていること
  • 試験時間内に他者と私語を交わすこと

自然災害などの対応について

①自然災害など緊急時の場合
地震・大雪・台風などの災害により、休講・閉校等の措置を取る場合は、当日午前7時の段階で判断し、大学ホームページにてお知らせします。(事前に休講・閉校等の措置を取ることもあります。)

埼玉県と東京23区に大雨・洪水・暴風警報などが発令されている場合や、想定される災害(大雪や台風の予想進路が関東を通過するなど)の場合も同様とします。

②公共交通機関のストライキの場合
★の公共交通機関のいずれかが、ストライキを予定している場合の授業については、次のとおりとします

状況 授業措置
午前0時までにストが解決した場合 平常通り授業を行う
午前0時~9時の間にストが解決した場合 午後からの授業は平常通り行う
午前9時以降ストが続行中の場合 当日の授業は全て休講とする

★対象路線
JR埼京線 / JR川越線 / 東武東上線 / 西武新宿線 

③定期試験の際の対応
①~②の措置は、定期試験の際も同様とします。その場合の試験実施日・実施方法などの措置は、後日ポータルシステムで連絡します。なお、翌日の試験は順延とせず予定通り行います。

④上記の状況以外の緊急時で、事前に授業や試験の日程変更などを行う場合があります。その際は、ポータルシステム、大学ホームページなどでお知らせします。

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