5月27日
尚美の2チーム、決勝トーナメント進出決める!
西、萱野がホームラン -Vリーグ続報-

4月18日に開幕した読売ジャイアンツ杯争奪の関東女子硬式野球、春のリーグ戦(ヴィーナス・リーグ)も、中盤戦に入った。尚美の2チーム(「尚美学園大学」チームと「尚美クロス」チーム)はそれぞれ頑張り、決勝トーナメント入りを決めた。

 前半戦は、「尚美学園大学」チームが、駒澤女子高に負けるという波乱があったが、その後、2チームとも、苦しい試合を勝ち続けた。

 まず、「尚美クロス」は、16日、「ビーバーズ」と対戦。サウスポー投手にてこずったが、西の豪快な二打席連続ホームランなどで、5対2で押し切った。坂本が完投した。

 同日午後、「尚美学園大学」チームは、「花咲徳栄高校」と対戦。先行されたが、4対3で逆転勝利。凡プレーが出て、最後までもつれ、ひやひやの試合だった。萱野が完投した。

 17日は、「尚美学園大学」と「アサヒトラスト」との一戦。このクラブチームは最近チームの強化が著しく、ここまで全勝できた。プールA(尚美のグランドを使用)の一位をかけた一戦となった。延長の末、4対3で辛勝。

 延長戦にもつれこみ、延長8回、1死満塁から松野がサヨナラを決めた。先行を許したが、新人鹿倉の2ベースで追いつき、エラーでまた引き離されたが、萱野が同点ホームランを放って追いついた。岸本が完投したが、野手の慣れない守備でのエラーが多く、辛うじて勝った。

 25日は、「尚美クロス」が、初参加の東京農大系の「デメテル」と対戦。新人の小林アンリが柿崎とのバッテリーで完投。12対1で勝利した。

 続いて、雨で順延となっていた「尚美クロス」と、前日本一であった強豪「サムライ」と対戦した。坂本―西のバッテリーで1点を争う白熱した試合となった。ヒットが得点に結びつかず、苦しい1戦となり、味方のエラーから6回先行を許した。その裏、ピンチヒッターの新人田中がタイムリー2ベースを放って2点を挙げ、2対1で逆転勝利をした。

 このままで行くと、尚美の2チームはそれぞれ1位で決勝トーナメント戦に進む可能性がある。残る試合は「尚美」が2試合、「尚美クロス」は1試合。6月13日(土)が決勝トーナメント、翌週20日(土)が決勝戦(いずれも春日部市の庄和球場)となる。

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