サラウンド音楽の魅力

サラウンドは、ステレオに比べスピーカーがたくさんあります。
すなわち「情報」がたくさんあるという事ですね!
では、ここからは、そのサラウンドをつかった音楽の魅力についてほんの一部ですがご紹介していきます。
音場再現型
サラウンド作品は大きく分けると二つの分類に分かれます。その一つ、コンセプトをあたかもその実物がいるように再現することを「音場再現型」と言います。
例えば、バンドのライブ会場へ行ったとします。皆さんはそのバンドを正面に見ながら演奏を楽しみますよね?つまり、前面から音が出るわけです。更に、皆さんの後方や横からの観客の歓声や手拍子なども聴こえます。こういった実際の音場を自分の部屋などに再現することを「音場再現型」と言います。
ライブ会場に足を運ばなくてもライブの雰囲気を味わえるのが特徴です。
音場クリエイティブ型
「音場再現型」のコンセプトとは別に、もっとサラウンドらしい演出を出来ないものか?そんな発想から生まれたのが「音場クリエイティブ型」です。サラウンドならではの表現、いわば”演出”を施すコンセプトで作られた音楽のことです。例えば、蝶の群れを表現した早いパッセージのフルートがサラウンドスピーカーの間を縦横無尽に飛び回ったり、浪々とした金管群が勇敢な王者を演出するように全方向から演奏されるなど、現実的な配置よりも作曲家の伝えたい意図を演出するのが特徴です。
交響詩ジャングル大帝もこの音場クリエイティブ型と言えます。
作り手の工夫
サラウンド音楽は、「楽器の配置」や「包まれるような広がり感」が特徴といえます。モノラルの時代にステレオが出て来て、表現の世界が広がりました。
今、サラウンドが出て来てそれまでのステレオの表現方法ではない別の演出ができるようになりました。つまり、作曲やアレンジの段階で楽器構成や編成、ミックスを意識しながら曲を作る必要がある訳です。単に楽器を多くのスピーカーに置くのではなく、配置の必然性が必要となってくる訳です。
モノラルで味わえなかった事がステレオで可能になり、ステレオで味わえなかった表現がサラウンドで味わえるようになる。これは実に自然な流れです。
