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芸術情報学部

学部長挨拶

「技術」だけでなく、社会に通じる「応用力」を。自分の感性を使って社会に貢献することの喜びをぜひ味わって欲しい

皆川 弘至教授 尚美学園大学芸術情報学部における学びの最大の特長は、「社会にリンクした表現力を身につけ、その表現力をもって社会に貢献する」ということです。
 皆さんは芸術を通してどんなことを学びたいと考えているでしょうか。自分の技術を磨き、プロになるというのはもちろん道のひとつでしょう。しかし、社会の中で生きていくためには単にスキルを磨くだけでは十分ではありません。身につけたスキルをどのように応用していくかがもっとも重要になってくるのです。たとえば日本の学校教育の中で、クラシック音楽は明治時代から偉大な音楽家の楽曲をただかしこまって聞くという姿勢しかつくられてきませんでした。しかし、時代背景や風俗を知り、その音楽家をひとりの生身の人間として捉え、なぜその楽曲が生まれたのかを探ってはじめてその楽曲は価値があるものになるはずです。
 芸術を学ぶことは、とりもなおさず自分自身を磨いていくことでもあります。しかし、決して自己満足に終わってはいけません。作品を表現する努力をすることによって自分自身を鍛錬し、社会に貢献できる人間を育てていくことが、本学の最大のねらいなのです。芸術情報学部の音楽表現学科・情報表現学科では、芸術分野の技術や感性そのものを磨くことはもちろん、芸術を通じて社会に貢献できる人材を育てる幅広いカリキュラムを用意しています。様々な分野で日本を代表するキャリアを持つ教員陣からは、技術や教養のみならず、その教員の人間性そのものから多くのことを学べるはずです。
 今、高等学校では美術や音楽といった科目は必修ではなく選択となり、また小中学校でも芸術系の専任教師を削減するなど、芸術に触れる機会がどんどん失われつつあります。しかし、世の中がどんなに高度に発達しても、芸術は人間にとってなくてはならないものであるはずです。
 本学部で学んだ感性、教養、応用力は、日常生活のあらゆる場面で、必ず役立つことでしょう。本学で学んだ先輩たちは、プロとして成功している人はもちろん、実に多くの分野で活躍しています。皆さんにもぜひ本学部で豊かな応用力を身につけ、社会に貢献することの喜びを味わっていただきたいと思っています。

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