尚美学園大学　女子サッカー部

☆ 2008年
年始挨拶あけましておめでとうございます。

昨年はチーム立ち上げ初年度、色々な意味で激動の1年でした。何もない状態からのスタートには予測できない事も多く、その都度『決断力』が求められ、監督としての責任の重さと大変さをあらためて痛感した年でした。

昨年初めに恩師と呼べる方々から、『フットワークと決断力』『自分の信念を貫きなさい』『1度きりの人生なんだから、人との出会いを大切にしろ』というありがたいお言葉の数々をいただき、今の自分を支える根底になっています・・・。

失敗も数多く、女子サッカーの指導者の先生方や職場の方々にはいつもご迷惑をかけてきましたが、その都度励まされながら今の尚美学園大学女子サッカー部が少しずつ形作られてきたのだと感謝しております。

選手たちも不安を抱えながらのスタートだったと思いますが、それを私には感じさせないぐらい明るく・楽しく・元気いっぱいで過ごしてくれました。しかしその間順風満帆だったわけではなく、選手間同士で叱咤しあい、悩み、励ましあいながらギクシャクした時期もありました。

そんな中、埼玉県一般女子リーグ2部参戦（優勝）をはじめとして、全日本女子サッカー選手権埼玉県大会（優勝）・同関東大会出場（ベスト８）、関東大学女子サッカーリーグ3部参戦（準優勝）と初物づくしでしたが、公式試合をできる喜びを再認識した年となりました。また草津女子サッカー大会ではあらゆる年代の女子サッカースタイルを体験し、全国大学女子サッカーつくばフェスティバルでは、同じ大学年代でこれほど多くのチームと選手がいるのかと励みになりました。その間には学長先生をはじめ大学関係者の方々、そして何より保護者の方々のサポートが大きな支えとなったことは言うまでもありません。私たちが関わっている全ての方々に支えられて今のチームや自分たちがある・・・。『感謝』を常に忘れずまい進していきたいと思います。

2008年は背伸びをせず一歩一歩進んでいきたい・・・。まだまだ尚美学園大学女子サッカー部には足りないものがある・・・。選手たちには気付いてもらいたいし、過程を大切に努力を継続してもらいたいと思います。4月には新入生も加わります。卒業までの最終目標であるインカレ（全国大学選手権）への道のり・・・。いずれも競争が激しく到達するには時間がかかりますが、あきらめないで一歩一歩進んで行けば必ずたどり着くことができる・・・。そう信じて志を忘れず頑張ってほしいと思います。また自分自身が微力でまだまだ術を知りませんが、今までお世話になった方々へ恩返しをする意味でも、女子サッカーの普及・発展に寄与することにつとめていきたいと思います。

監督はじめ、スタッフ・選手ともまだまだ未熟ですが、2007年が明け新たな年を迎えました。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。