10月28日(日)
第29回関東女子サッカー選手権大会準々決勝 vs 横須賀シーガルズ戦

 
準々決勝当日。前日の台風がうそのような晴れ間がのぞく。ただ昨日の影響でグラウンドコンディションがどうか気になる・・・。

前日の勝利が、選手たちにはとてもいい経験と自信を与え、さらに次なるステップへの渇望へとつながっていることがヒシヒシと伝わってきた。

午前中にホテルの一室を借りて神奈川大学戦のビデオを見ながら、今日の臨み方をアドバイス。選手たちは一様に真剣な表情で自分たちのプレーと相手のプレーを観察し、チーム全体で話し合いが多く行われ、今日もどこまでやってくれるのか期待が増してくる。

そしていよいよ準々決勝の尚美学園大学(埼玉県代表)-横須賀シーガルズ(関東リーグ枠)キックオフ。
今回の会場は人工芝ピッチであり、昨日の台風の影響を感じさせない状態である。そんな中で相手の特徴は、細かいパスを狭い中でも多用してくるチームであるので、マークのつきかた、走り負けないことを徹底させ、攻守の切り替えを一つの鍵として臨ませた。開始早々はお互い相手の出方を伺うような時間が続いたが、相手が徐々に細かいパスを駆使して左サイドからの突破を続けて試みる展開が続く・・・。
プレースピード・パスの精度や質など差が出始め、きれいにサイド突破をされて失点。試合が動き出す・・・。
クラブチームとの対戦時は、フィジカルで上回れると踏んで何とかしのぎきれればと思っていたが、前日の試合が想像以上に選手たちの動きを止め、交代要員がいないことが大きく響いた。前半の途中から相手も足が止まり始めていたが、逆に追加点を決められ0-2という形で前半が終了した。
後半は完全に自チームの足が止まり、結果相手ペースで試合を進められた。ディフェンス面ではマークが甘く、攻撃時には人数がかけられず単発に終始してしまった。その結果0-6という形で試合が終わってしまった。
今回の大会で、上には上がいるということ、また、試合終了合図の笛が鳴るまで勝敗はわからないということを実感させられた。
チームとして、また、個人として学んだことを次の試合に生かせるよう頑張ってもらいたい。
(H.N&ユリ)





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