10月7日(日)
第21回関東大学女子サッカーリーグ第5戦
尚美学園大学 VS 東京外語大学

 
いよいよ第5戦、東京外語大学戦。会場は本学の天然芝グラウンド。
陽射しは強かったが、だいぶ気温も落ち着き秋らしさがのぞき始めた・・・。
前日は本庄遠征で、家から大学へ通うよりも本庄からの方が近く、時間も読めるので本庄第一高校の日野先生にご無理を言って泊めていただいた。夜の席では昔から私自身がお世話になっている先生方と楽しいひとときを過ごすことができた。

さて、関カレ(関東大学女子サッカーリーグの略称)も残すところあと2戦。メンバー1名が練習中の怪我により今日は11名。それに中瀬と美馬コーチ、蒲原トレーナーの計14名である。前日に引っ越した新しい女子サークル棟でトレーナーによる選手の体調チェック。今までの部室の3倍強の広さのある部屋は開放感があるようである・・・。その後アップもぎりぎりの人数で行い、14:00に東京外語大学戦キックオフ。
最近の試合では、選手たち1人1人が試合の臨み方を工夫しているように見受けられ、円陣も気合の入った声が響いている・・・。ミスをしたプレーの中でも周りがサポートの声をかけ続け、良いプレーをした時にはみんなで盛り上げてリズムが継続する場面が見られ、今日は特に顕著に表れていたように思う。そんな中での試合はやはり良いテンポを作り出す・・・。

相手もしぶとく必死に守備をしてくるのもあり先制点がなかなか入らなかったが、得点が入りはじめると次々と加点。前半を13-0で折り返す。
ベンチでも選手間で問題点を指摘しあい、雰囲気も悪くない。そんな中、話が途切れ始めた頃に選手たちを集め、良いプレーに対しては自信を持って継続していくことと守備におけるアドバイスをして後半へ・・・。

後半も手を緩めることなくお互いの意図がわかりやすい動き、ゲーム中飛び交うサポートの声で次々と加点していく。後半も終わってみれば11-0。合計24-0で勝利をすることができた。
しかしここぞという時のシュートミスなど課題点もあるので、これに満足することなく次を向いてもらいたい。

セルフコントロールが少しできはじめたことで、ボールコントロールとゲームコントロールが安定してきたのではと思う。セルフコントロールはサッカーの練習で身につくものではなく、普段の自分の生活の中で色々と考えて判断し、実践(行動)することの積み重ねで成り立つと思っている。そういう意味では、少し成長のあとがうかがえる。

毎回の試合では様々な変化がある・・・。(例:相手が変わる。気候条件が変わる。グラウンド環境が変わる。メンバーが代わる。ポジションが変わるなど・・・。)

そんな様々な変化の中でいかに早く気づき、考え、判断して実践するかが重要になり、いかにして自分やチームをコントロールするかが重要になってくる。メンタル部分の成長は確実に選手やチームを成長させてくれる。いよいよ次は最終戦の関東学園大学戦。この試合を通してさらに選手の成長を見届けていきたいと思う。(H.N)




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