9月22日(土)
第21回関東大学女子サッカーリーグ第3戦
尚美学園大学 VS 関東学園大学

 
いよいよ前半の大一番。第3戦関東学園大学戦。会場は群馬県太田市にある相手のホームグラウンド関東学園大学グラウンド。
この日も9月下旬とは思えない30度を超える炎天下の中、会場には早めに到着。
先週と同じくメンバーは12名。それに中瀬と美馬コーチの14名であったが、この日は同会場での試合は1試合しかないため、本部や第4審判などは両チームから人員を出すことでぎりぎりの布陣。 この3部の中では、関東学園大学に互角以上の戦いをしなければ2部への昇格は厳しいことから選手たちもいつも以上に気合が入っている・・・。(昇格は1チームのみ) 
関東学園大学は本学部員の高校時代、同じチームメイトとして活躍した選手が多く、いわばお互いがよく知り尽くしている間柄であり、監督の山口先生は私にとって大学の先輩で、以前から大変お世話になっている方である。チームの創部も関東学園大学の方が1年早く、色々な意味でこちらがチャレンジャーとして戦っていけるチームである。
そんな中14時にキックオフ。今回は今までより攻撃時間が多くはないと予想し、守備における注意事項と最後まで試合を諦めないことを選手たちに伝えてのぞんだ。
出だしから相手が速いプレッシャーをかけて尚美のパス回しを寸断し、リズムを作らせない。中盤の攻防が続くが、相手の方が数的優位を作り始め徐々に関東学園大学ペースへ。 
前半も終盤にさしかかる頃、自陣でファウルをとられて関東学園大学のフリーキック。尚美ゴール前にあげたボールをバックヘッドで合わせられて先制点を許す。そして終了間際もハーフウェイライン付近で相手が2人がかりでボールをカットし、そこから速いテンポでボールを出され、守備を整える前にGKと1対1になり2点目を献上してしまう・・・。
ハーフタイムでは何人か後半のポジションを変更し、シンプルにいくこと。シュートで終わることを伝えて後半へ。
後半は相手も攻めあぐねた感があり、こちらもシュートシーンが多かったわけではないが、徐々にらしさが見え始め、セットプレーからのシュートがバーをかすめたり、ミドルシュートがバーを直撃など惜しい面も見られた。しかし後半終了間際に右サイドからのクロスが逆サイドに流れてフリーになり、落ち着いて決められて3点目。結果0-3でリーグ戦初黒星を喫した。
終わった後は、ただただ悔しさだけがつのった。シュートもそれほど打たれたわけではないが、決めるべきところで決めた相手との差は、ちょっとした差のようで実はまだまだ開きがあるのだと実感した。サッカー以外のところでまだまだやるべきことがある・・・。
チームの気持ちがひとつになるために、サッカー以外の生活面での向上、周りから支えられているという実感、感謝の心・・・。メンタル部分の強化は一夜漬けでは身につかない。1つ1つの積み重ね・・・。
リーグもあと3戦。部員の中での変化に期待し、最後までがんばっていきたい。(H.N)






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