9月16日(日)
第21回関東大学女子サッカーリーグ第2戦
尚美学園大学 VS 東京外語大学

 
いよいよ第2戦、東京外語大学戦。会場は埼玉県新座市にある十文字学園女子短期大学グラウンド。
実は、以前高校女子サッカー部のコーチ時代に訪れたことのあるグラウンドで、かれこれ約10年ぶりであったが、当時と変わらず緑あふれる天然芝のグラウンドでとても懐かしく感じた。

先週と同じくメンバーは12名。それに中瀬と美馬コーチ、トレーナーの蒲原さんもかけつけてくれた。そして私の旧知の仲で、現在プロスポーツ選手をはじめとする多くの運動選手を診ている前野ドクターが選手と初対面した。

自身は慶應大学出身でラグビーの経験を持ち、運動選手の立場から考えてくれるドクターである。専門は整形外科で下肢の医療である。女子サッカー選手と関わるのははじめてということで少々緊張気味であったが『応援に行くよ』ということで駆けつけてくれた。そんな中今日も陽射しが強い13:00に東京外語大学戦キックオフ。

先週の反省から、1点の重みを感じて大切にしていくということと、メンタルを大切に出だしから雰囲気を作っていくことで臨んだ・・・。

しかし不慣れなピッチからパス交換が上手くいかずなかなか決め手にかけたが、前半を8-0で折り返す。

ハーフタイムでは何人か後半のポジションを変更し、シュートに工夫をもつこと、出し手ともらい手の意図が分かるように声と動きでお互いが明確にすることを伝えて後半へ。

後半はさらに相手陣へ攻めあがるも、最後のフィニッシュのところでの自分の意識が強すぎて、ゴール頭上にそれたり、枠を外すシュートが多く決め手に欠け、なかなか得点にはいたらない・・・。選手の中でも苛立ちがあり、組織としてゲームをコントロールできなかった。

しかし後半も中盤を過ぎた頃、ようやく追加点が入るとそこから連続加点し、結果としては12-0で第2戦も勝利をおさめることができた。

ただ終わった後の感想としては、先週からの課題はまだまだクリアされておらず、単純なシュートミスや精度、ゲームをコントロールする為に必要なメンバー1人1人の意識からくるチーム全体の精神力がまだまだ足らないと感じるゲームになってしまった。

こんな言葉がある・・・。
『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』

自ら大一番という試合で負けてから気付くのではもう遅い・・・!!観るものに感動を与えるぐらい、チームの気持ちがひとつにならないと自分たちが目指す目標や結果はついてこない・・・。メンタル部分の強化は一夜漬けでは身につかない。1つ1つの積み重ね・・・。 

いよいよ次戦の関東学園大学戦に向けて頑張っていきたい。(H.N)






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