学生生活の諸注意事項

懲戒処分

犯罪行為や学生としての本分に反する行為などをした者に対して、学則56条に則り懲戒処分(退学・停学・訓告)がなされます。

禁止事項

  • 犯罪行為(暴力的行為を含む)
  • 未成年者の飲酒、喫煙
  • 学内での飲酒
  • 学内で許可なく営業行為などを行うこと
  • 学内での政治・宗教活動、それに伴う勧誘行為
  • 指定薬物の製造、輸入、販売、授与、所持、購入等
  • ハラスメント行為
  • 学内への刃物の持ち込み(刃体6cm以下は銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)の規制対象ではないが軽犯罪法の規制対象となるため、授業で使用するなどの正当な理由がない限り禁止する。護身用は正当な理由にはならない)
  • 指定喫煙場所以外の喫煙、歩行喫煙、吸殻のポイ捨て(駅前スクールバス乗降場周辺や通学路を含む)
  • キャンパス外での無断駐車(大学周辺地域住民や通行車両に多大な迷惑がかかるため、発見した場合警察へ通報するとともに、処分を科す)
  • キャンパス内での指定場所以外の駐車・駐輪
  • 授業中のモバイル端末(スマートフォン、携帯電話、タブレットなど)の使用(許可なく使用した場合、退出を命じる場合がある。電源を切るか、マナーモードにすること)
  • モバイル端末の放置充電
  • その他本学の規則・細則などに反する行為
  • ゴミ集積場所からのゴミ持出

被害防止

指定薬物

大麻、麻薬、覚せい剤や違法ドラッグ、合法ドラッグ、危険ドラッグなどはすべて指定薬物が含まれており、所持、製造、売買、使用は法律(薬事法)で禁止されています。これらに関わった場合、厳しい罰則が科せられます。また、薬物の使用により中毒に陥り、最悪の場合は死に至ります。

犯罪行為

犯罪と知らずに法律違反を犯しても、知らなかったでは済まされず、起訴され有罪判決を受けることがあります。以下の様な事例も犯罪になるので、十分注意すること。

  • ゴミ置き場にあった物(テレビ、自転車など財産価値のある物)を持ち帰る→横領罪
  • 歓送迎会や打ち上げなどでアルコールを無理に飲ませる→強要罪
  • お釣りを多く貰ったのに、黙って受け取る→詐欺罪
  • SNS、Twitterなどでバイト先で得た情報や不適切な写真などを掲載する→損害賠償責任など、内容によりさまざまな罪に問われる場合があります。
  • 友人の定期券を使う→鉄道営業法違反
  • チケットを転売目的で購入し、オークションで売買する→迷惑防止条例、古物営業法違反また内容に反して多額の報酬が貰える場合、犯罪に巻き込まれる可能性があります。簡単にお金を稼げる仕事はないので、犯罪者にならないよう気をつけること。
  • 預貯金口座や通帳を他人に渡す。他人にキャッシュカードを貸す→犯罪による収益の移転防止に関する法律第26条1項、一年以下の懲役もしくは百万円以下の罰金
  • 内容を確認せずに物や書類を受け取り、報酬を得た→オレオレ詐欺や振り込め詐欺の受け子になる可能性があり、内容を全く知らずに受け渡しを行い、実刑になった例もあります。
  • 携帯電話を契約して、他人に渡す→携帯電話不正利用防止法違反だけではなく、他人に渡した携帯電話が振り込め詐欺や架空請求詐欺など、重大な犯罪に使われる可能性もある。犯罪に使用された際には、幇助を問われ、実刑になる場合もあります。
  • 特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情またはそれが満たされなかったことへの感情から、特定の者またはその家族等に対して「つきまとい行為」「ストーカー行為」を行うことは犯罪です。
  • ドメスティック・バイオレンス(DV)
    親密な関係にあるまたはあった者から振るわれる暴力のことをいいます。心当たりのある方は、ひとりで悩まずに以下相談機関をご利用ください。
    埼玉県婦人相談センターDV相談担当
    受付時間 9:30~20:30(月曜日~土曜日)、9:30~17:00(日曜日、祝日)
    電話番号 048-863-6060

マルチ商法、ネットワークビジネス

連鎖販売取引とよばれ「身近な人間関係」を利用した断りにくい勧誘方法が特徴。商品以外に特定の負担(スターターキットなど)などが必要な場合もあり、身近な人間関係で加害者と被害者を生むことになります。学内ではマルチ商法と疑われる内容・誤解を与えるような内容を話すことは説明を受けた学生や周囲の学生を不安にさせ、トラブルに発展することから禁止しています。

悪徳商法・ねずみ講・訪問販売などへの対応

  • 巧みな言葉や押しつけの商法、アンケートやイベントを装った勧誘、宗教団体の入信や寄付を迫るものなどの行為に対しては毅然とした態度ではっきりと断りましょう。無理な契約を迫られた場合でも絶対に署名、捺印をしないこと。
  • 本学職員や健康診断機関などの名を騙り、アパートなどへ直接訪問や電話をかけてくる不審者がいますが、一切取り合わないでください。万一、何らかの被害・迷惑を被った場合は、速やかに最寄りの警察に通報してください。
  • 契約をしてしまった場合には、相手に対して契約日を含めて8日以内(マルチ商法の場合は14日以内)であれば書面によって申込みの撤回や契約解除を行うことができる「クーリングオフ制度」があります。保護者等・教員・事務局・消費生活センターなどに相談してください。

相談窓口紹介

犯罪被害者支援

犯罪・交通事故等の被害者が抱えるさまざまな不安や悩みなどを相談できる窓口です。

  • 公益社団法人埼玉犯罪被害者援助センター http://www.svsc8080.jp/
  • 受付時間 8:30~17:00(平日) ※祝日・年末年始除く
    電話番号 048-865-7830

消費者相談(悪質商法・マルチ商法)

悪質商法、架空・不当請求、商品やサービスの契約トラブル、クーリングオフ、商品の品質・安全性など、消費者からの消費生活に関する苦情や相談の窓口です。

  • 川越市消費生活センター(川越市役所広聴課消費生活相談) http://www.kokusen.go.jp/map/11/center0200.html
  • 受付時間 10:00~12:00、13:00〜16:00(平日) ※祝日・年末年始除く
    電話番号 049-224-6162 ※原則として、川越市在住の方が対象です。

保護者等への連絡

  • 禁止事項に該当する行為や本学の秩序を乱す行為があった場合、また修学指導上必要と思われる場合には、保証人(保護者等)に連絡を行います。

ネットワークマナー

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれる「Twitter」「Facebook」「Instagram」などは、不特定多数の人と気軽にコミュニケーションが取れ、情報収集ツールとしても便利ですが、使い方にはそれぞれ規約があります。規約内容を知らず、個人情報を漏洩させてしまうなどのトラブルにつながる事例も発生しています。必ずネットワーク利用基準を守って利用してください。

親しい友人・知人に向けて発信した個人的な意見などが、自分の意図を大きく離れてインターネット全体に伝達・拡散してしまい、思わぬ重大な事態に発展することもあります。IPアドレス開示を通じて発信者が特定され、自身が批判にさらされるだけではなく、家族、友人、大学、そして就職の内定先などまで巻き込まれる事例も発生しています。場合によっては、被害者から損害賠償を請求されることがあります。

発信、投稿した内容は、当人が個人的に責任を持たなくてはいけません。内容を削除しても、インターネット上では完全に削除できないことがあります。インターネット上には、完全な匿名性やセキュリティはありません。アクセスを制限しているからといって安全を過信することなく、こうしたトラブルに巻き込まれないよう、SNSの適切な利用を心がけてください。
下記の事項は、発信時に気をつけるべき最低限の注意点です。利用しているSNSの規約についても、各自で確認をするようにしてください。

  • 個人情報や顔写真を投稿しない(他者のものも含む)
  • 誹謗中傷する投稿をしない
  • 著作権、肖像権などの法令を侵害して投稿しない
  • アルバイト等で職務上知りえた情報を投稿しない
  • モラルに反する投稿をしない
    自分自身の安全を守るために、自分の情報を公開する際にも注意が必要です。
  • 自分のスケジュールを公開しない
    旅行日程などを公開したため、空巣被害にあってしまった事例や、出先で待ち伏せされるといったこともあります。
  • 自宅で撮影した写真を公開しない
    デジタルカメラやスマートフォンで撮った写真には、撮影日付や撮影場所・使用カメラなどのデータを表す属性や関連する情報が隠れています。自宅を特定されストーカー被害にあうといった事件も起きています。

参考URL

貴重品の管理

自己責任で管理してください。財布や貴重品を不用意に置いたままにすると、盗難の原因となります。

アルバイト

学業と健康に支障のないよう、業務内容や勤務時間などを検討してアルバイトを行ってください。 なお、留学生については、アルバイトを行う際に入国管理局に資格外活動許可申請を行う必要があります。許可された場合、1週間に28時間以内、長期休暇の際には1日8時間以内のアルバイトを行うことが可能です。風俗営業に関連する業務を取扱っている場所においては、レジや皿洗い、清掃業務であっても、その一切が禁止されています。

望ましくないアルバイト例

  • 危険を伴うものー事故が起こった場合、身体的、精神的、経済的に多大なる負担を強いられるもの。
  • 人体に有害なものー農薬、劇薬など有害薬物を扱う作業。
  • 法令に違反するものー職業安定法や刑法、無限連鎖構の防止に関する法律に違反するもの。
  • 労働争議に介入するおそれのあるもの。
  • 教育上好ましくないものー無許可(違法)行為、風俗営業行為など、健全な学生生活とかけ離れたもの。その他、大学の判断で好ましくないと判断されたもの。

カフェテリア

カフェテリアは全てセルフサービスで利用する施設です。食事後は食器類を所定のコーナーに戻し、ゴミ類は所定のゴミ箱に分別して捨ててください。汚した場合には、清掃を行い、次の利用者が気持ちよく使用できるよう、心がけてください。

喫煙

構内は分煙です。喫煙するときは、指定された喫煙所(映像スタジオ裏・C棟中央入口付近・ラウンジ裏(西門付近))を使用してください。歩き煙草、吸殻のポイ捨ては禁止です。

目次へ戻る