◆ 就職活動スケジュール◆ 選考方法と選考フローの変化◆ 企業が求める人材像の傾向1014月1日 5月1日 6月1日 7月1日 8月1日 9月1日 10月1日100806040202月1日 3月1日 (%)82.4%64.3%48.9%47.0%43.4%35.2%23.6%22.1%19.8%選考フローの比較※上位6項目を抜粋※資料出典 就職みらい研究所「2024年12月1日時点 内定状況」※資料出典 一般社団法人日本経済団体連合会「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」(2018年7月調査)3月採用情報公開(エントリー受付開始)6月選考活動開始10月内定通知開始早期内定獲得選考にあたって特に重視した点コミュニケーション能力主体性チャレンジ精神協調性誠実性ストレス耐性論理性責任感課題解決能力●早期内定獲得が増加●コミュニケーション能力は家庭で育成される●ストレスへの向き合い方3年次4年次履歴書▶▶▶説明会▶面接(2~3回程度)▶▶▶▶内定就職活動ナビに登録▶インターンシップにエントリー・参加▶説明会▶⃝エントリーシート・履歴書 ⃝筆記試験(一般常識・SPI)⃝グループディスカッション⃝面接(2~3回程度)▶内定保護者世代の就職活動現代の就職活動学生の就職活動を取り巻く環境は年々変化しており、保護者の皆さまの支援が必要不可欠です。昨今の就活動向を理解したうえで、社会人の先輩として的確なアドバイスとご支援をお願いします。2025年卒の就職活動スケジュールは、右記の通りと発表されています。ただし、採用手法や時期の多様化が広がり、独自のスケジュールで選考を進める企業も増えているため、早めの準備をする心がけが必要です。2025年卒を対象とした調査では、選考活動開始前の3年次3月に40.3%の学生が内定を獲得、選考活動開始の4年次6月には82.4%の学生が内定を獲得しています。現在の就職活動は90年代と比べ、複雑化しています。選考フローを比較すると、内定を得るまで企業と何度も接触し、多種多様な方法で選考が行われます。説明会の予約やエントリーなどはインターネットの利用が一般的で、パソコンやスマートフォンは必需品となっています。また、コロナ禍を経てオンライン化が急速に進み、会社説明会だけでなく、最終面接まで全てオンラインで完結する企業も珍しくありません。グローバル化が進む現代において、企業が新卒生に求める能力は変化しています。また、企業が求める人物像は業界や業態によってさまざまですが、共通して重視されているのが「コミュニケーション能力」です。学生のコミュニケーションは同年代に限定される場合があります。しかし、企業が求めているのは、さまざまな世代と意思疎通のできる能力です。企業の採用担当者とも年齢的に近い保護者の皆さまとのコミュニケーションは非常に重要といえます。早期離職を防ぐため、企業が求める人材像の上位に「ストレス耐性」が入るようになっています。また、就職活動ではストレスを感じる学生も多いため、お子さまがストレスを抱え込まない環境づくりも大切になります。40.3%23.9%82.4%72.4%58.1%88.0%91.2%94.2%95.9%就職活動の動向
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