尚美学園大学 保護者の皆さまへ2025
11/12

* 玉手箱* GAB* CAB* TG-WEBGAB形式の適性検査は3種類あり、性格検査のみ自宅で、言語・計数・英語はテストセンターで受検するC-GAB、企業におもむきマークシート形式で受検するGAB、Webテストを自宅で受検するWebGABと、それぞれ特徴が異なります。就職活動ではスーツや交通費、証明写真など何かと費用がかかります。2025年3月卒業者の費用平均はおよそ6万5千円です。コロナ禍前は平均10万円以上必要でしたが、コロナ禍を経てオンライン選考などが進み、交通費や宿泊費が削減されました。主に必要な費用は、スーツ代約2万6千円、交通費約2万7千円、備品代(鞄やパソコン周辺機器など)約6千円です。また、就活先でお昼を挟むことも多くあるため飲食費もかかってきます。就活中はアルバイトも制限されますので、経済的なサポートもお願いいたします。演奏家や作曲家、役者やダンサーなど、一般的な就職をすることなく、プロとしてその道を極めたいと考える学生もいます。特にクリエイティブな職業の場合、大学に入学する時点で、将来はフリーランスとして活動することを決めている学生は少なくありません。もし、お子さまがそうした決断をしている場合は、すぐに否定するのではなく、まずはじっくり話を聞いてあげてください。そのうえでプロとして自立する覚悟と難しさについて、社会人の先輩としてアドバイスをお願いします。保護者の方から一方的な意見を述べることは避けて、どんな理由で迷っているのか、まずはお子さまと話し合う姿勢が大切です。そのうえで、志望する就職先が一般企業なのか公務員なのか、選択を促してみてください。もちろん、併願することも可能です。ただし、就職活動の時期が重なってしまうため、志望する企業の選定や採用選考に向けた勉強を、早めに行う必要があります。併願する場合の対策については、キャリアセンターでもサポートさせていただきますので、ぜひご相談ください。何か明確な理由や目的があって、お子さまがそのような決断をしたのか、まずはきちんと話し合うことをおすすめします。もし、自分の将来をイメージすることができず、興味のある業界や企業が見つけられないという場合は、社会人の先輩という立場でアドバイスをすることも必要です。キャリアセンターでも随時、相談に応じています。最近では、卒業後の数年間を「第二新卒」として新卒採用の範囲にとらえる企業もありますが、アルバイト生活を続ける悪循環に陥らないよう注意が必要です。主にIT系企業で実施される適性検査で、学力検査を中心としたSPIとは異なり、暗算・法則性・命令表・暗号といった分野による、論理的思考力を測る問題が出題されます。また、ペーパー式とWEB式の2種類の試験方法があります。基本的に言語(国語に近い分野)、計数(数学に近い分野)、英語の3科目から構成されており、従来型と新型の問題形式があることも特徴です。自宅での受検が可能ですが、適性検査のなかでも特に高難易度とされます。一般企業か公務員か、子どもが就職先に迷っています…。卒業してから就職先を探すと言っていますが心配です…。就職活動にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。フリーランスで働きたいと言われましたが大丈夫でしょうか。関東平均で6万5千円程度かかります。(キャリタス「10月1日時点の就職活動調査(2024年10月発行)」より)じっくりと話を聞いてあげてから、社会人の先輩として助言しましょう。どちらかひとつを志望するのか、併願するのかを決めましょう。きちんとした理由がない場合は決して良策とはいえません。就活生を見守る保護者の皆さまから寄せられたさまざまな質問をまとめてみました。お子さまにアドバイスをされるとき、あるいはサポートを行っていく際の参考にしていただければ幸いです。最近、普及が進んでいる適性検査で、言語(文章を読んで問いに答える形式)、計数(四則演算や図表の穴埋めなど)、性格診断に加え、英語の試験があります。問題形式1種類につき複数の問題が出題されるのが特徴です。10QQAAQQAA

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る