れることができました。今年度はあらたに院生・編入生を含めて118名の留学生を迎えい次に紹介する留学生が主体となるイベントでは、4年ぶりに対面にて開催したものもあり、参加した留学生にとっては、自身のコミュニケーション力などを養い、今後、自身の成長にも繋がっていくものとなりました。6回目となる「語学の祭典」スピーチコンテストを2022年12月に対面で開催しました。予選審査を通過した英語部門3名と日本語部門5名の学生は、緊張しながらも堂々としたスピーチを披露してくれました。日本語部門の留学生は、中国2名、マレーシア1名、ロシア1名、ベトナム1名でした。本番では、驚くほどのプレゼンテーション力で、テーマに対する自分の見解を、身振り手振りなどの工夫を交えながら、スピーチを行いました。聴衆者からは「国際的なテーマが多く素晴らしい内容だと思いました」「世界の言語の中でも難しいと言われる日本語を私たち日本人が聞き取れるぐらい喋れていて素晴らしいと思いました」などのコメントが寄せられました。会場では審査員により各部門上位2名が発表され、久保学長より賞状と奨励金が授与されました。また、今回は「国際交流センター長賞」を特別に設置し、ロシアの留学生が受賞されました。新入留学生を迎え入れ、4年ぶりに対面で「新入留学生歓迎会」を開催しました。留学生の多くは入場開始前、既に受付で待機していたり、間い合わせが多くあったりと、コロナ禍は対面でイベント参加できなかった彼らからの期待と参加への熱意を感じました。久保学長をはじめ、永山副学長、本学後援会の伊藤会長から新入生歓迎のご挨拶を頂戴しました。激励と温かいお言葉は新入生に安心感を与えられました。そして、新入生と教職員をグループに分けて行われた「ジェスチャーゲーム」は学生の緊張感をほぐし、会場は終始盛り上がりを見せました。新入生からは教職員の参加に喜びと感謝を感じることができ、今回の交流が今後の大学生活に繋がるものとなりました。小学5年生の総合的な学習時間「私たち地球人」をテーマにした授業において、本学留学生と相互交流を行いました。留学生は小学生との交流を毎年楽しみにしています。参加留学生は事前に小学生に向けて分かり易い資料を準備し、当日は3-4名ずつのグループに分かれ、自己紹介、母国紹介を行いました。体育館に移動後、留学生から母国のゲームを小学生に紹介し、ルールを説明してから一緒に遊ぶことにより、交流を深めました。暑さに負けず、活気にあふれた時間となり、小学生たちも大変盛り上がりました。最後に小学生と一緒に踊った「ジンギスカン」は、留学生たちにとっても大変新鮮な体験で、帰り道もまだ余韻に浸っていました。(公財)SIA埼玉県国際交流協会グローバル人材育成センター埼玉が主催する6月の「外国人留学生ホームステイ」に3名の留学生が参加しました。参加学生は各々がホストとなる家庭を訪問し、普段は接することのできない「日本の食卓文化」などを体験しました。参加したマレーシア籍のヨンさんと中国籍のショウさんは、ホストファミリーのご夫婦と一緒に「野菜作りと収穫」を体験し、収穫した野菜を使って、日本の家庭料理を作りました。参加した留学生たちは、新たな出会いもあり、日本文化を体で感じることもできました。とても良い思い出となりました。卒業を控える留学生は、就職に向けた日本語力を身につけるため、日々語学勉強をしています。近年は後援会助成費を就職支援の一助として、JLPT日本語能力試験の受験料補助に充てています。これにより、2023年7月は55名が受験しました。8第6回「語学の祭典」スピーチコンテスト新入留学生歓迎会令和5年度外国人留学生ホームステイに参加川越市立第一小学校での異文化交流留学生の日本語習得国際交流室より
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