（１）学生募集状況（２）連携について①令和4年度の海外短期語学研修は、提携先であるアメリカ・ポートランド州立大学（PSU）にて、2名の学生が参加して行われた。海外への渡航も柔軟に対応できたことから、数年ぶりに現地へ赴く（３）改革についてはじめに令和4年度は、蔓延を続ける新型コロナウイルス感染症に対し、入構時の手指消毒や検温などの管理徹底を継続し、学生の学修機会の確保及び学生生活の充実を最優先課題と位置づけ、カリキュラムや授業方法の見直しをはじめ様々な対策を講じ、学生が納得できる質の高い教育体制の確保、教育環境整備、学生諸活動支援体制の推進に取り組んだ。授業に関しては、オンライン授業を併用するなど、以前とは異なる授業形態、多様化への対応が求められており、新たなLMSを導入しネットワーク環境整備にも取り組んだ。大学内でオンライン授業を受けられるよう設備の強化を行ったメディアセンターは、開放感のある入口へとレイアウトの見直しや学修エリアの拡大を行い、学生がより居心地良く利用できるようリニューアルした。大学では、教育研究の向上及び社会的使命を達成するために、毎年度学長のリーダーシップのもと自己点検・評価を行っているが、令和4年度は第三者機関である公益財団法人日本高等教育評価機構による大学機関別認証評価を受け、「評価の結果 本評価機構が定める大学評価基準に適合している」と認定された。終息の見えない新型コロナウイルス感染症から、学生・教職員の健康と安全を確保すべく、万全の感染拡大防止対策を講じながら、学生に更なる満足のいく授業等を提供できるよう、大学全体としての意思決定を迅速に行い、日々刻々変化する状況に速やかに対応した1年であった。令和4年4月の入学者状況について、学部新入生は定員の1.09倍と定員を超える入学者を確保した。学部・学科別では、芸術情報学部情報表現学科とスポーツマネジメント学部スポーツマネジメント学科で多くの志願者を集めた。募集活動において、高校訪問やガイダンス参加などの対面でのアプローチを積極的に実施し、本学認知度の向上やオープンキャンパスへの参加者数増に取り組んだ。オープンキャンパスでは大学や学部の魅力が伝わるようスタジオ等での体験授業の実施や学生の作品の紹介、カリキュラムやゼミ紹介を実施するなど、イベント内容の充実を図った。またオンラインによるオープンキャンパスや個別相談など、オンライン対応で大学紹介の機会も継続して実施した。その結果、オープンキャンパス全体の参加者は前年比103.5%であった。入学者選抜試験においては、出願書類のWeb化をさらに進めるとともに、総合型選抜や学校推薦型選抜、海外からの入学希望者に対し、オンラインによる入学試験の導入を行った。これらにより、感染症による影響や遠方に住んでいるなどの様々な状況の受験生が受けやすい入試を実施した。形となり、参加者は生きた語学に触れ、充実した3週間の研修となった。また、提携先以外の語学留学も数名希望者がおり、フィリピンへの語学留学を行った学生もいた。②川越地域における開かれた大学として、川越市やふじみ野市、富士見市との提携、各協議会・運営委員会への積極的な参加を推進し、小学校、中学校などの教育機関とも交流を深め、地域社会の発展や人材育成の貢献に取り組んでいる。令和4年度提携・委託先一覧（川越市・ふじみ野市・富士見市）ア．川越市政策企画課「川越市市制施行100周年会議委員」イ．川越市文化スポーツ部文化芸術振興課「川越市文化芸術振興計画審議会委員」ウ．川越市文化スポーツ部文化芸術振興課「川越マラソン実行委員会委員」エ．川越市文化スポーツ部文化芸術振興課「大学間連携講座」オ．川越市文化スポーツ部文化芸術振興課「2音大クラシック･コンサート」カ．川越市文化スポーツ部国際文化交流課「川越市国際交流センター受付業務」キ．川越市総合政策部地域創生課「川越市まち・ひと・しごと創生総合戦略委員」ク．川越市総合政策部行政改革推進課「川越市公の施設指定管理者選定委員会委員」ケ．川越市総合政策部行政改革推進課「川越市外部評価人」コ．川越市福祉部障害者福祉課「川越市障害者施策審議会委員」サ．川越市教育委員会教育総務部教育総務課「川越市教育振興基本計画審議会委員」シ．川越市教育委員会教育総務部教育総務課「活動点検評価懇話会委員」ス．川越市中央公民館「川越市公民館運営審議会委員」セ．川越市立美術館「川越市立美術館協議会委員」ソ．川越市立大東東小学校「生活科:町たんけん学習」タ．川越市立野田中学校「学校運営協議会委員」チ．川越市市民部地域づくり推進課「川越市協働事業審査委員会委員」ツ．川越市教育委員会教育指導課「川越市幼児教育振興審議会委員」テ．ふじみ野市総合政策部経営戦略室「ふじみ野市行政評価外部評価委員会委員」ト．富士見市総合政策部契約監査課「富士見市入札監視委員会委員」ナ．富士見市総合政策部管財課「富士見市庁舎整備検討審議会委員」ニ．埼玉県立川越南高等学校「外国人留学生との交流会」ヌ．埼玉県教育局市町村支援部生涯学習推進課「埼玉県社会教育委員及び埼玉県生涯学習審議会委員」将来を見据えた財政体質の強化を図るためには、安定した入学者の確保と退学者を減らす取り組みが必須であり、そのためには魅力あるカリキュラムと時代に合った教育システムの構築に向けた不断の見直しを行い具体的な形にすることが求められている。本学への志望意欲を促進させ、入学後も目的意識を持った学生の確保を図っていくために、受験生や保護者、高等学校教員に対して181. 当年度の事業の概要2022年度 事業報告
元のページ ../index.html#19