尚美学園大学_学報2022
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教職員研修FD研修/SD研修 本学では、教員の教育研究、指導能力の向上を図るため、教育内容・方法について組織的な研修として、FD(Faculty Development)を実施しています。2020年度から感染拡大に伴い、多くの科目でオンライン授業を実施する等、以前とは異なる授業形態、多様化への対応が求められてきました。そのため2022年度から新たなLMS(Learning Management System)の導入を決定し、2021年度には、このLMSを活用した授業の質的向上を目的に、感染を考慮して全専任教員に個別研修を実施しました。 また、本学では、教職員の資質能力向上を図るため組織的な取組みとしてSD(Staff Development)を実施しています。2021年度は、ハラスメントの発生の未然防止と発生時の解決のための研修並びに高等教育基礎研修と題して、大学の制度や関係法令、大学職員の担当業務における能力開発などについて、集合型研修に替えてオンデマンド研修を実施しました。7▲面談室▲開放的な相談ブース▲休憩室▲保健室学生総合アシスト室は、学生の皆さんが抱える問題に応じ、気軽に質問・相談できる総合窓口です。スタッフは、立場の異なる職員で構成され、それぞれの専門性を重ね合わせ、協働して、問題・悩みの解決や望みの発展を目指しています。そして、複雑な悩みや課題を抱えた学生には、将来的な自立のために本人がどのように成長することが必要かを一緒に考え、必要に応じてアドバイザー、担当教員、関係部署職員と協力・連携して、大学全体で解決に向けた支援や援助を行っています。また、もう一つの支援として、学費の延納相談や高等教育修学支援新制度対象者への授業料等の還付・学費減免なども行っています。春学期は、悩み相談、休退学・ハラスメント・授業欠席などの相談、成績不良者(修学支援新制度対象者)への学修指導、学費相談、学資金計画への助言、障害学生への支援活動など、学生に寄り添った支援を行ってまいりました。学生生活全般において、学生本人が不安や困難を抱えていると感じられた場合は、学生総合アシスト室を訪ねるよう、ご助言いただけましたら幸いです。なお、直接会ってお話しする代わりに、ビデオ通話を利用した「オンライン相談」も行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。カウンセリングルームでは、大学生活を送る上で学生が直面する様々な課題や悩みごと(自分の気持ちや行動、人間関係、学業や単位取得、将来の進路、など)について、相談に応じています。学生に限らず、保護者の方もご利用いただくことが可能です。通常は、臨床心理士であるカウンセラーが、お一人ずつお時間をとり、個室にて丁寧に対応いたします。また、カウンセリングルームには「休憩室」もあります。学生が学内の喧騒から離れ、静かに落ち着いた時間を過ごせる場所として提供しています。2020年度から、新型コロナウイルスの感染防止のために、カウンセリングルームでは、従来での対面相談に加えて、「メール相談」・「電話相談」・「ビデオ会議システムを使っての相談」という3種類の方法を自由に選び、ご相談いただけるように相談体制を整えました。また、2020年度から実施している「学生交流イベント」についても、一時はオンラインにて行っていましたが、今年7月には対面にて再開しました。友人知人を作るきっかけとして、今後もご利用ください。新しい相談体制の情報や学生交流イベントの開催日時については、学生ポータルシステムや、学生用bサイトにてご案内しています。ぜひ気軽にカウンセリングルームをご利用ください。 保健室では、主に学内での急な体調不良や怪我などの応急処置を行っており、他にも、簡易式色覚検査やアルコール体質判定テストなどが受けられます。また、日常的な健康チェック(身長・体重・体脂肪・血圧などの測定)や、些細な身体の異変、健康 に関する相談、健康診断の結果に関する相談をお受けし、相談の内容や健康状態によっては、医療機関の紹介も行っています。 なお、体調不良等に対して、内服薬などの医薬品は提供しておりませんので、お薬の必要な方は、ご自身でご用意下さい。傷病の状態によっては、救急にて医療機関を受診することもありますので、保険証を携行するようお願いします。 加えて、本学では、校医・産業医として、埼玉医科大学総合医療センターの内科医が月に2回来校し、健康相談を実施しています。相談を希望される場合は、予約制ですので保健室へお問い合わせください。学生総合アシスト室カウンセリングルーム保健室学生生活支援制度について

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