尚美学園大学_学報2021
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6▲面談室▲休憩室▲保健室*FD研修/SD研修* 令和2年10月22日(木)、コロナ禍の影響により延期していたFD(Faculty Development)研修を実施しました。FDは専任教員を対象に教育の質向上を目的とした研修であり、今回は学生の授業評価結果をもとに表彰された教員(ベストティーチャー)を研修講師として、オンライン授業を含めた授業運営上の工夫について、模擬授業形式で講義を行いました。 同日、本学職員を研修講師として、SD(Staff Development)研修を実施しました。SDは教職員の資質能力の向上を目的とした研修であり、今回は「学校法人会計基準」をテーマに学校法人会計の制度体系の理解及び財務分析の基本等を学び、担当業務並びに研究活動等の向上に資するよう講義を行いました。 コロナ禍での開催だったため、感染症対策及び人数制限をした集合研修をオンラインで同時中継し、当日参加できなかった教職員には録画ファイルをオンデマンド配信して、対象者全員が受講するよう徹底しました。また、もう一つの支援として、高等教育修学支援新制度対象者への授業料等の還付や学費減免、オンライン授業受講のための学修環境整備支援金の支給なども行っています。春学期は、人間関係の悩み相談、成績不良者(修学支援新制度対象者)への学修指導、学費相談、学資金計画への助言、障害学生への支援活動など、学生に寄り添った支援を行ってまいりました。学生生活全般において、学生本▲学生総合アシスト室人が不安や困難を抱えていると感じられた場合は、学生総合アシスト室を訪ねるよう、ご助言いただけましたら幸いです。なお、直接会ってお話しする代わりに、ビデオ通話を利用した「オンライン相談」も行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。令和2年度からは、新型コロナウイルスの感染防止対策を行い、従来の対面相談に加え、「メール相談」・「電話相談」・「ビデオ会議システムを使っての相談」という3種類の方法を自由に選べるように対応しております。また、令和3年4月から、「障害学生に関する合理的配慮」の相談窓口が、カウンセリングルームになりました。病気や障害による学修上の困難のある学生と一緒に、受講する授業の担当教員へ、配慮を依頼する文書を作成しております。他にも、友人知人を作るきっかけとして、「学生交流イベント」も実施しております。現在の相談体制の情報や学生交流イベントの開催日時については、学生ポータルシステムや、学生用bサイトにて最新情報を発信しています。ぜひ気軽にカウンセリングルームをご活用ください。 保健室では、主に学内での急な体調不良や怪我などの応急処置を行っており、他にも、簡易式色覚検査やアルコール体質判定テストなどが受けられます。また、日常的な健康チェック(身長・体重・体脂肪・血圧などの測定)や、些細な身体の異変、健康に関する相談、健康診断の結果に関する相談をお受けし、相談の内容や健康状態によっては、医療機関の紹介も行っています。 なお、体調不良等に対して、内服薬などの医薬品は提供しておりませんので、お薬の必要な方は、ご自身でご用意下さい。傷病の状態によっては、救急にて医療機関を受診することもありますので、保険証を携行するようお願いします。 加えて、本学では、校医・産業医として、埼玉医科大学総合医療センターの内科医が月に2回来校し、健康相談を実施しています。相談を希望される場合は、予約制ですので保健室へお問い合わせください。教職員研修学生総合アシスト室学生総合アシスト室は、学生の皆さんが抱える問題に応じ、気軽に質問・相談できる総合窓口です。スタッフは、立場の異なる職員で構成され、それぞれの専門性を重ね合わせ、協働して、問題・悩みの解決や望みの発展を目指しています。そして、複雑な悩みや課題を抱えた学生には、将来的な自立のために本人がどのように成長することが必要かを一緒に考え、必要に応じてアドバイザー、担当教員、関係部署職員と協力・連携して、大学全体で解決に向けた支援や援助を行っています。カウンセリングルームカウンセリングルームでは、大学生活を送る上で学生が直面する様々な課題や違和感(自分の気持ちや行動、人間関係、学業や単位取得、将来の進路、など)について、相談に応じています。学生はもちろん、保護者の方もご利用いただけます。臨床心理士・公認心理師であるカウンセラーが、お一人ずつ時間をとり、個室にてお話を伺います。また、学生が学内の喧騒から離れ、静かに落ち着いた時間を過ごせる場所として「休憩室」も利用できます。保健室学生生活支援制度について

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