111.新型コロナウイルス感染症への対応について2.メディアセンターアンケート実施報告データベース、③独自コンテンツやサービスがあります。①電子ブックメディアセンターHP (https://library.shobi-u.ac.jp/lib/)2020年度秋学期以降、一部対面授業は開始されましたが、多くの授業がオンライン開講となりました。このため、メディアセンターでは、学外から利用できるオンラインコンテンツや環境の整備を中心に対応してきました。オンラインコンテンツとしては、大きく分けて①電子ブック、②2021年度からは授業用参考図書は電子ブックを優先して導入していますので、学外からも閲覧可能です。また、これまで学術和書を中心とした、丸善雄松堂のMeL、紀伊國屋書店のKinoDenから電子ブックを提供していましたが、芸術分野の対応を目的として、新たなプラットフォームLibrariE(ライブラリエ)を導入しました。これにより一般書(実用書や文芸書など)の提供も可能となるため、本学の研究分野を網羅した電子ブック構成となるよう、資料の充実を計っていきます。自宅での学修時など、学外でも必要とした時に読める環境を整備していますが、現時点では資料数が充分ではないため、紙媒体の郵送貸出(郵送費大学負担)も継続実施します。2020年度秋学期には、本学後援会の助成を受け、各プラットフォームに掲載されている電子ブックが全ページ試読できる学生選書を実施しました。(時間制限有・一部対象外有)多くの学生が選書しながら、学修にも役立てることができるため、今年度も実施できるように準備しています。②データベース2020年度より学外からのアクセス環境を整備してきましたが、2021年度は更にサービスを拡大して提供しています。新聞データベース3社(日経・朝日・読売)、電子辞典(ジャパンナレッジLib)、音楽配信サービス(Naxos Music Library)、映像配信サービス(Naxos Video Library)、美術・芸術事典(Grove Art Online)、法律データベース1社(TKC)が学外から利用可能であり、多くのオンライン授業でも利用されています。③独自に提供するコンテンツやサービスメディアセンターでは所蔵資料の検索や館内利用を主としてホームページを整備してきましたが、方針を変更して、学外からのオンライン利用者が、迅速かつ的確にコンテンツへ辿り着けるようサイト構成などを見直しました。また、メディアセンターが独自に作成・提供している、「レポート作成ガイド」「アカデミック・スキル」等の大学での学びの基礎となるコンテンツや、各学部に必要なコンテンツについては、多くの授業や学生に利用されるため、Topページからアクセスできるようデザインを変更しました。その他、メディアセンターが行っている感染症対策等の最新情報は以下URL先に掲載しています。https://library.shobi-u.ac.jp/lib/?q=ja/covid19メディアセンターでは、コロナ禍により変化した学修方法や授業形態に合わせて、資料収集方針や提供サービスを改善するために、2021年2月にアンケートを実施しました。回答方法は、任意で無記名としましたが、学生446名、教員102名の回答をいただきました。学生アンケートの集計報告は、メディアセンターHP内【情報公開】(https://library.shobi-u.ac.jp/lib/?q=ja/information)へ掲載しています。アンケートの回答結果については、学生アンケートでは【同じ本が電子と紙である場合、どちらを利用するか】の項目に対して、全体としてはどちらでも良いという回答が42%と多くを占めたものの、芸術情報学部は紙媒体を選択する学生が多く、逆に総合政策学部とスポーツマネジメント学部では電子ブックが多いという結果になりました。【充実させて欲しいサービス】の項目では、1位スマートフォン等で利用できるデータベース、2位高速で安定したネットワークや電源、3位学外からオンラインコンテンツにアクセスできる環境、4位リラックスして読書する環境となりました。教員アンケートの回答では、オンライン授業でメディアセンターの契約データベースを利用している割合が28.4%、電子ブックを利用している授業は13.7%となりました。【将来的にオンラインで充実させるべき支援項目】では、情報リテラシー教育支援、初年次教育支援、レファレンス支援の順になりました。また、【オンライン授業のために優先すべき整備項目】では、1位文献複写オンラインサービス、2位リメディアセンター(図書館)より
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