尚美学園大学学報No020
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尚美学園大学の教育研究活動に日頃からご理解、ご支援、ご協力いただいております保護者、後援会の皆様、同窓会の皆様ならびに高等学校や就職先の企業をはじめとする関係者の皆様方には厚く御礼申し上げます。2000年(平成12年)創立の尚美学園大学は、創設以来早や20年が経ちました。7年前の2013年(平成25年)に総合政策学部と芸術情報学部をキャンパス統合し、その際校門のすぐ右側に「パストラルホール」を建設、5年前の2015年(平成27年)には芸術情報学部に2学科(音楽応用学科、舞台表現学科)を新設するとともに舞台表現棟を建設いたしました。また本年4月、新たに「スポーツマネジメント学部」を新設いたしました。これによって、尚美学園大学が、「芸術」「スポーツ」「ビジネス」という3本柱で発展していくという姿が明確になりました。さらに、既存の各学部のカリキュラムについて不断に見直しを行った結果、2020年度から音楽表現学科のコースを「クラシックコース」と「ポップスコース」の2コースに再編いたしました。これらの動きと相まって、関係する全ての皆様の暖かいご支援により、本年の入学者数も大幅に増加いたしましたことに深く感謝申し上げます。尚美学園大学のような特色ある学部構成を持った大学は他に類を見ません。音楽を発祥の原点としつつも幅広く知識・技術を修得することによって様々な分野で活躍できる人材を育成するという創設以来の伝統を踏まえ、今後大学の発展のためには、学科を超え、学部を超え、興味・関心に応じて様々な分野について学修できるようにし続けることがカギと考えており、今後とも学部間、学科間に壁が生じないよう、連携・協力に努めます。また、18歳人口が急減する中で生き残っていくためには、「学生に付加価値をつける」という課題をこれまで以上に重視し、学生一人ひとりを大切にし、カリキュラム、教育方法、学生指導、就職指導などあらゆる点を常に点検し、教職員一丸となって改革に取り組んでいく必要があります。そのためこれまで、既存のカリキュラムを全学科にわたって見直し、今日のニーズにあった内容にコースや授業科目を再編してきておりますが、これからも不断に見直しを続けてまいります。新型コロナウイルス感染症が都心を中心に広がり、尚美学園大学においても検温、消毒やオンライン授業の実施等様々な措置を取っておりますが、できる限りの感染対策を講じるとともに学生の皆さんにできるだけ満足のいく授業等を提供できるよう、毎週臨時経営会議を開催しあらゆる問題を検討し、責任者間での情報共有を図るとともに大学全体としての意思決定を迅速に行うことにより、日々刻々変化する状況に速やかに対応してきております。尚美学園大学は、引き続き万全の対策を講じつつ、今後とも学生第一を最優先に前進して参りますので、どうか今後とも本学にゆかりのあるすべての皆様方のご理解、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。2学長ごあいさつ…………………………………………………………………22020年度…在籍者数…………………………………………………………3学生課より………………………………………………………………………4キャリア・就職課より…………………………………………………………8教職・資格課程センターより………………………………………………10メディアセンター(図書館)より…………………………………………12国際交流室より……………………………………………………………14入試・広報課より……………………………………………………………162019年度…事業報告………………………………………………………18…平成31(2019)年度…財務状況報告………………………………………20…尚美学園大学 学長久保 公人Contents

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