交響詩ジャングル大帝2009年改訂版 公式サイト「プロダクションノート:DVDビデオの構成」


DVDビデオの構成について(2009.09〜)

prod01.jpg研究室でのミーティング本作の大きな魅力は何と言っても「サラウンド」です。
リリースのフォーマットは一般家庭の普及率が一番高いDVDビデオにすることになりました。次世代メディアであるSACD、ブルーレイディスクなども候補に挙りましたが、過渡期の現在では次世代メディアは一般家庭や小中学校では再生できない割合も多いのではないか?と考え、今回は見送られることになりました。


DVDビデオの構成では、5.1chサラウンド有り、ナレーション有り、日本/英語の字幕有り、特典メニューにはブックレットの譜例と連動する音声有りと、盛り沢山な内容をどのように構成するかを検討していきます。


映像字幕構成(確定版)-1-re.jpgまた、交響詩ジャングル大帝には16曲それぞれに、1966年当時に手塚治虫さんが書き下ろして下さったイラストがあります。イラストが切り替わるタイミングや変わり方、曲間の間、日本語と英語の2つの字幕を表示するタイミング、改行などの細やかな部分を映像字幕構成コンテで共有しています。作曲者の意図をより効果的に出せるよう「試聴をして修正」を何度か繰り返し、作品として形になっていきました。



DVD構成-1.jpg構成案 DVD構成-2.jpg実際のDVDオーサリングはコロムビアミュージックエンタテインメントに担当して頂きましたが、作品としてどういう形にしたいか、コンテや構成案に加え、実際にデモDVDのサンプルを尚美総合芸術センターで制作して、より明確にイメージ共有をしていきました。

また、音声再生中にナレーションの有と無の2つのオーディオを任意のタイミングで切り替える為に、この2つの音声ファイルがずれないよう、工夫をしてチャプター分けをしています。

この他、最後の段階でサラウンドで再生する際のチェック音声を加えることにもなりました。

マスタリングも終え、いよいよリリース目前です!

文:野尻修平

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