「アフリカが見えた!」のオーケストラ再録音(2009.8/20)
5月初旬に行なったアバコクリエイティブスタジオでの録音では、交響詩の終曲「アフリカが見えた!」が作曲者の意図する編曲スコアで録音できなかった経緯もあり、杉並公会堂で再録音を行ないました。多忙な藤岡幸夫マエストロと日本フィルハーモニー交響楽団のスケジュール調整もあり、前回のスタジオ録音から約3ヶ月後の再録音となりました。
今回の録音は日本フィルハーモニー交響楽団のホームグランドでもある杉並公会堂で行ないました。録音を担当して下さったのは引き続き、コロムビアミュージックエンタテインメントの塩澤利安さん。アバコクリエイティブスタジオのように録音ブースに各楽器を分けた録音方法はできませんので、一般的なホール録音の方法がとられましたが、各楽器のバランス微調整が可能なよう、楽器別にいくつかのマイクを立てる工夫をして下さいました。
ホームグランドでの演奏はスタジオで個別に区切られた状態で得られるアンサンブルとは異なり、サウンドの一体感や躍動感は素晴らしく全面に出てきます。
「アフリカが見えた!」には合唱パートがありますが、合唱のみは後日録音を行い、重ねています。
本作品でホール録音はこの終曲「アフリカが見えた!」だけですので、ぜひレコードでそのエネルギーを感じてもらえたら嬉しく思います。
文:野尻修平
