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情報表現学科

映画、イラストレーター、ゲームの情報表現学科 学科長挨拶

学科長挨拶

多様化する情報メディアの分野において、次代をリードするクリエイターとしてのスキルを身につけてほしい。

 昨今の情報テクノロジーの進化には著しいものがあります。例えば、動画配信はこれまでテレビ局や映画制作会社など大きな資本のもとでしか実現しませんでした。しかし、ここ十数年の間にテクノロジーの発達やインターネットをはじめとする情報インフラの確立により、一個人が自宅からでも世界に向けて発信できるようになったのです。
 つまり、映像や音楽、ゲームなどのメディアコンテンツ業界での活躍を希望する人にとって多岐にわたる分野の技術、知識の習得は不可欠なものになったと言えるでしょう。もはや一つの領域に秀でているだけでは、情報表現の分野では通用しない時代へと突入したのです。
 本学科では「マルチフィールド制」を採用しています。これにより、希望した専門分野への理解を深めると共に、幅広い視野をもった人間の育成を実現します。フィールドには音響、映像、CG・美術、情報・ゲーム、ウェブ応用の5つを設けています。将来のビジョンを模索する1、2年次にコンピュータ技術や表現技術の基礎を学び、各フィールドから履修する科目を選択します。フィールド間には垣根がないため、希望する分野の科目を中心としながら他のフィールドから興味のある科目を自由に選択することも可能です。
 知識は、蓄積するだけでは意味がありません。その知識を社会に出てから使えるよう「鍛える」ことが大切です。本学科ではプロが使用する施設や設備を完備し、実践的な演習を行っています。インターンシップ制度を導入し、企業や制作現場での実務を経験することもできます。知識を鍛える教育環境の実現により、毎年多くの学生を即戦力となるクリエイターの卵として、メディアコンテンツ業界へと送り出しているのです。
 日本の場合、これまで特に映像業界や音楽業界では、いわゆる「叩き上げ」と呼ばれる現場で知識や技術を身につけることが重要視されてきました。しかし、これからはテクノロジーや表現方法の変化にも迅速に対応できる、アカデミックな知識をもった人材が求められるようになるでしょう。本学科で学んだことを実社会で思う存分発揮し、情報メディアの分野をリードする人間に成長してほしいと思います。

学科長プロフィール

鈴木 常恭 鈴木 常恭

神奈川大学法学部法律学科卒業 1973年株式会社共同テレビジョン入社、制作部でドキュメンタリー番組『ドキュメント日本人』、海外取材番組『世界の先生』『地球ハーモニー』、報道特別番組『真実の衝撃』『報道最前線』、情報クイズバラエティー番組『世界の常識・非常識』など多数の番組にディレクター、プロデューサーとして従事。現在、尚美学園大学芸術情報学部教授。映像制作論、ドキュメンタリー論、スタジオ番組制作に関する研究、教育を行っている。論文:「テレビ・ドキュメンタリーにおける表現の生成と変容についての一考察」「映像産業の将来像」、研究ノート:「テレビジョン番組研究序論-クイズ番組というジャンル」

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